冬の風物詩・オオセ

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.6℃
【透明度】 10m~
【海況】 やや時化
【天候】 晴れ
【潮まわり】 06:10 189cm 満潮 / 11:43 103cm 干潮 / 17:06 197cm 満潮 / 中潮(月齢:27.4)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:28

結局、今年の年末年始(12/31-1/1)は大時化の2日間だった。
何か毎年のように年末年始は天気&海況が悪い気がする。。。

それで今日が2011年の初潜りとなった。
北西の強風は止み、天気も晴れてやや穏やかな1日に戻った。
しかし、一湊湾内は完璧に凪ぎたわけではなく、相変わらずウネリはあり。。。
それでも僕のこだわりでもあるのだが、やっぱり初潜りは自分のホームグラウンドである「一湊タンク下」で!と決めていたので、思い切ってエントリー。(笑)

水中はかなり白く濁っていた。
ウネリはちょっと沖に出るとそれほどでもなかったが、白濁りだけは全域で凄かった。(^^;)

オオセの全身
オオセの全身
オオセの顔面
オオセの顔面
 -30mでガラスハゼを撮っていると、急に近くに沢山の魚が集まってきて何かをモビングし始めたので、そちらに目をやると、オオセが鎮座していた。
オオセは低水温期の風物詩だ。
必ず水温が下がると目にするようになるのだが大抵は岩の下などにいて、なかなか全身を見る事ができない。
しかし、今日の子は堂々と外にいて、じっと鎮座していた。
最初は多くの魚からモビングを受けていたのだが(笑)、じっとしているとさすがに岩のような状態になるので小魚たちはいつのまにか散っていった。。。

いや~これだけガンガンに外に出ていると、ワイドだったら最高だったな~とか思いながら、105mmマクロ・レンズを向ける。(笑)
マクロだとこんな写真しか撮れね~(笑)

茶色くなりつつあるジョー
茶色くなりつつあるジョー
 浅場に帰ってくるとハナガタサンゴの周りには時化前には見られなかった死んだサンゴが広範囲に散らばっていたので、この時化でかなり大破したのかと一瞬思ったが、そうではなかった。
どうやらこの大時化で砂がえぐれて、埋まっていた死サンゴが一気に出てきてしまったらしい。。。
かなり広い範囲に渡って大きく時化た様子がよくわかった。

写真は昨年のシーズン中から見られていたジョーフィッシュ。
周囲は砂がえぐられ、死サンゴが散乱していたのも関わらず、こいつは無事だった。
まったく同じ場所で穴から顔を出していた。

久し振りに覗いたジョーだったのだが、実はシーズン中、こいつは黄色かった。。。(笑)
それがどうも少しづつ茶色くなっていっているようだった。
写真では分からないかもしれないが、状況によってはまだまだ濃い黄土色のような体色に見える時もあるので、まだ完全な茶色とは言えない体色。
じきにまっ茶色になりそう。。。


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4 Comments

  1. 今日が2011年の初潜りとなった。-30mでガラスハゼを撮っていると、急に近くに沢山の魚が集まってきて何かをモビングし始めたので、そちらに目をやると、オオセが鎮座していた。オオセは低水温期の風物詩だ。 http://bit.ly/hQ9joB

  2. RT @harazaki: 今日が2011年の初潜りとなった。-30mでガラスハゼを撮っていると、急に近くに沢山の魚が集まってきて何かをモビングし始めたので、そちらに目をやると、オオセが鎮座していた。オオセは低水温期の風物詩だ。 http://bit.ly/hQ9joB


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