【ポイント】 一湊タンク下/お宮前
【水温】 23.5℃
【透明度】 ~15m
朝は晴れていたが、スグに天気が悪くなり、結局1日雨模様。。。
まぁ、海が良ければいっか。。。と思って入ってみると、またまた水温が下がっていた。
しかも、昨日と比べて3-4℃も。。。マジっすか。。。(汗)
こうも1日で簡単に水温が下がってしまうと、なんかやりきれない。
水温が低い時は透明度も悪い。
遠出をするのも地形から目を離せない!
10:05トッピー着のゲストを待ってのスタートだったので、1本目のエントリーは11時台と遅めだった。
いきなりピンクフラッシャーを見にイトヒキの里に行った。
ツキノイトヒキベラやベニヒレイトヒキベラはいつも通りの求愛を繰り返していたが、肝心のピンクフラッシャーがいないっ!!
しょうがなく帰路に着いたが、その直後クレナイイトヒキベラの成魚メスを発見!
昨年の今頃はここで数匹のクレナイが見られたが、今年は何と初!
よく見なかったが、幼魚もいるようなら、ハーレム形成も夢ではないっ!
そう言えば、知らないうちにイトヒキベラ系の極小幼魚があちらこちらに目立っている。
イトヒキベラXの成長過程を追う良いチャンスなのだが、どれも同じに見える。。。(汗)
これは相当、気合を入れて調べないと厳しいなぁ~
今日一番のトピックスはヒレナガスズメダイの極小チビ(8-10mmくらい)がとうとう目に付き始めた事。
昨年は6/9に気づき、その時はすでに爆発状態だった。
ちょうど今頃はその子たちはスクスクと成長し、1.5cmぐらいにはなっていた。
今年は低水温が原因でかなり遅れるかな?と思っていたが、思ったほどではなかった。
多分、これから数日で爆発状態になると思われる。
やっぱりカモハラギンポ(yg)とヒレナガスズメダイ(yg)は同時に発生するみたい。
生息環境もよく似てる。
そんなヒレナガスズメダイも実はまだ、今年は卵を見ていなかったのだが、今日初確認。
多分、GW頃から見られていたのだと思うが、ようやく今日見ることができた。
エントリー口付近のテトラポットの壁面にはシマスズメダイの卵がびっしり産み付けられていたのだが、これを見ていたら視界に綺麗な黄色い尾鰭のスズメダイが!
何だろう。。。と見てみると、イソスズメダイ???
八丈島で見ていたイソスズメダイとは比べ物にならない程、綺麗な子。。。
これって婚姻色か???
イソスズメダイは北部では初記録。
南部ではたまに見られる。
昨日、見つけたチョウチョウコショウダイ(yg)は昨日と同じ場所にいた。
う~ん、早く撮らないとヤバイかな。。。
今日は思い切り寝過ごして、撮りに行けなかった。。。(涙)
2本目は「お宮前」。
やっぱりハナゴンベ(yg)は明らかに目立つ。
Kさんに業務連絡。。。ヤバイっす。。。(笑)
ヒレグロスズメダイ(yg)も目立ってきた。
こいつもマルスズメダイ(yg)同様、夏が幼魚の多い時期だと思っていたが、すでにそのようだ。。。
でも、ヒレナガスズメダイやクロメガネスズメダイなんかと違い、産卵期がきっと長いのでは?とも思われる。
ヒレグロスズメダイ(yg)とマルスズメダイ(yg)は、水温の高い時期は常に幼魚が多く見られる種類なのかもしれない。。。
ヒレグロコショウダイ(yg)を今季初観察。
でもかなり大きくなっていて、3cmぐらいはあった。
5月下旬に急に目立ってきたアジアコショウダイの極小チビも、今はもうどいつも3cmぐらいにまで成長している事を考えると、ヒレグロコショウダイ(yg)の極小幼魚の発生も5月下旬くらいか?
ソラスズメダイの卵、Bスズメダイ、Eスズメダイの卵も確認。
これで「お宮前」のクロソラスズメダイ属の魚はみ~んな卵を確認したわけだが、どの卵も似たり寄ったりで、見分けはつかない。。。
オオモンハゲブダイのオスがかなり激しい求愛を見せていた。
メスの上にくると、ずいぶんと高い位置で急上昇&急下降を繰り返す。
図鑑などではオオモンハゲブダイの「メスや幼魚の体色は分かっていない」とあるが、こうした求愛や産卵がしばしば見られるのに、なぜ分かっていないのか疑問だ。。。(笑)
ちなみにオオモンハゲブダイのメスはハゲブダイとよく似た子だ。
こうした事が分るのも、実際に観察が可能なダイバーの特権だったりする。。。
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