ほんと、面白い海になってきた~!!

【ポイント】 一湊タンク下/お宮前
【水温】 26℃
【透明度】 20m~
朝はとてもよく晴れていたのに、少しづつ雲行きが怪しくなってきて、夕方には大雨に。。。
うちのある宮之浦ではあまり感じなかったが、一湊はかなり強い北東の風が吹いており、矢筈岬の東面はシケ気味。
水面はバシャバシャしていたけど、一湊湾内は凪ぎだった。
暗いかな~と心配していた水中も透明度が良かったため、それほど暗さを感じなかった。
水温も安定傾向で、いよいよ海も面白くなってきたぞぉー!!


今日で4日連続の3本だ。(笑)
さすがに窒素が溜まってきて、頭がボォ~としているが、海が面白いから全然OK!!
またまた撮りたいものが、窒素と共にガンガン溜まっていく。(笑)
水温が安定傾向にあるので、日に日に海の中に変化があって、記録すべき事が多く嬉しい悲鳴♪
ちょっと箇条書き気味に。。。
【1本目】
またまた「一湊タンク下」の漁礁へ
朝一番の1本はちょっと透明度が悪く、上層から漁礁を認めるまで時間がかかってしまった。。。
今日はツバメウオの数も少なくちょっとがっかり。。。
だけど。。。
先日(→屋久島海案内: 漁礁は相変わらず。。。)出会ったマダラエイ&スギの連合軍がまたまた漁礁に遊びに来た~!!
今日はマダラエイは1匹だったが、巨大なスギはかなりの数(10匹以上?)が着いていた。
前回は撮影に一生懸命で気づかなかったが、メジロザメの仲間だと思っていた子たちはみ~んなスギの老成魚だった。。。(汗)
こいつらって成長するとサメみたいやね。。。
息を殺しているとガンガン寄ってくるけど、ちょっと近づこうものならダァーと逃げていく。


今日は1本目から初モノをゲット!
。。。って書くと、ちょっと期待されちゃうかもしれないけど。。。オキゴンベです。。。(笑)
オキゴンベは完全な温帯種で伊豆などではよく見られるが、八丈育ちの僕にとっては初めて見る魚だった。
もちろん屋久島でも珍しく、過去に記録もないかもしれないし、屋久島が南限の可能性もある。
奄美や沖縄では記録はあるのかなぁ~多分ないでしょ!
初めて見るオキゴンベは非常に綺麗な魚だった。
今日見つけた子は成魚だったけど、幼魚なんかメチャ可愛いのでは??
う~早く撮りに行かねば!!


タナバタウオの卵守りを今季初確認。
浅場で浮きそうになるゲストに手ごろな石を渡そうとしたら、何やら黒い影が横切る!
その石を動かすのを止め、石の裏を見てみると。。。
お~!!卵だ~!!
誰の卵だろう。。。?と疑問に思い、しばらく見ているとやつは帰ってきた。
お~!!この卵はタナバタウオだったのか~!
石にちょっとでも手を触れようものなら、相変わらずサッと隠れてしまうが、スグに戻ってくる。
卵が心配なんだろうね。。。
【2本目】
雨の激しく降る中、午後から「お宮前」へ。
ここでのトピックスは、マルスズメダイ(yg)とミヤコキセンスズメダイ(yg)の今季初観察!
マルスズメダイ(yg)はすでに爆発状態かもしれない。
あちらこちらにメチャ可愛い幼魚が目立つ。
昨年の記録から夏場が彼らの幼魚が増える時期だとばかり思っていたが、すでに多いと言ってもいいぐらい。。。
ミヤコキセンスズメダイ(yg)はエクジット直前でちょっと探してみると、いる!いる!
良く似たイチモンスズメダイ(yg)の初観察は5/27。
ほぼ同じ時期に出始めるから、これまで混乱してきたんだろうなぁ~
今年は一発で見分けられる。
進歩したなぁ~(笑)


「お宮前」でもハナゴンベ(yg)はちょこちょこ見られるようだ。
スミレナガハナダイ(yg)なんかも見られ始めた。


先日(→屋久島海案内: 正しいタイヤキの食べ方)のCスズメダイ(アイスズメダイ?)、Aスズメダイ(セダカスズメダイ?)に引き続き、Bスズメダイ(フチドリスズメダイ)の卵守りも確認。
卵の守り方はCスズメダイやAスズメダイなんかと比べると、かなり臆病な感じ。
【3本目】
最後はまたタンク下に帰ってきた。
ここでのトピックスはチョウチョウコショウダイ(yg)~♪
屋久島では初めて見るばかりか、僕自身も初めて見た!!
意外に地味な魚だったのね。。。(汗)
屋久島ではチョウチョウコショウダイは完全な死滅回遊魚。
成魚は見た事もない。。。(って言うか幼魚も。。。(笑))
これもいなくなる前に撮っておかないとなぁ~明日早朝で行ってこようかな~起きれるかなぁ~(笑)


ナガサキスズメダイは至る所で独特の穴を掘った産卵床が見られる。
今日は卵も確認した。
もう少しすると、青い小さな幼魚がそこらじゅうで目立ってくる。。。


最後にここ数日で一気に増えてきたにも関わらず、ここでは挙げなかった幼魚類を羅列で記録しておく。
・ アオギハゼ
・ アオスジテンジクダイやリュウキュウヤライイシモチなどテンジクダイ系
・ イトヒキベラやクロヘリイトヒキベラ
・ カモハラギンポ
・ マジマクロイシモチ
・ ヨゴレヘビギンポなどヘビギンポ類
・ ブダイ類
・ フタスジリュウキュウスズメダイ、クマノミ、ミツボシクロスズメダイ
・ ニセカンランハギ、コクテンサザナミハギなどニザダイ類
などなど、いろいろあって書き切れない。
いよいよ、確認に記録&撮影が追いつかなくなってきた。。。(笑)


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4 Comments

  1. こんにちわ!あちゃも初めてオキゴンベを見た時は感激しました。伊豆にあんな鮮やか君がいるなんて思わなくて…。ガイドにアレ何?アレ何?って大騒ぎしたら、あ~オキゴンベね~って言われました。でも本当にキレイですよね♪

  2. そう!黄色い綺麗なお魚でした♪
    な~んもない砂地の真ん中でロープで繋がれたカゴ&ウキががあるのですが、そのカゴに着いていました。
    やつはここからどうやって最愛の相手を見つけるというのだろうか。。。?(笑)
    ちょっと、かわいそう。。。

  3. ホント、どうやって最愛のヒトを探すんだろう(笑)伊豆でもやっぱりロープの所にペッタリンコしてました。

  4. > 伊豆でもやっぱりロープの所にペッタリンコ
    そっか。。。
    やっぱり、そんな場所が彼らの環境なのかな。。。?
    実は屋久島にも沢山いたりして。。。(汗)


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