【ポイント】 魚見
【水温】 20.8℃
【透明度】 20m
今日の北部もかなり時化気味だったが、入ってみるとなかなか透明度の良い温かな海だった♪
中層をのんびり沖に向かったのだが、いや~気持ち良かった~!!
青さが冬とは違う。
薄~い綺麗な青っ!
冬はブルブル震えながら地を這っていたけど、やっぱ中層をどこまでものんびり流すダイビングは気持ち良いなぁ~♪
目的地に着いても、着底したくなくなっちゃったよ。。。(笑)
前回は散々探したのに、まったく見つからなかったハワイトラギスのコミュニティーが、今日は透明度も良かったので一発で見つかった。
ふぅ~良かった~
ハワイトラギスは単発だったら、一湊タンク下などでもたまに見かけるが、ここのハーレムは凄いっ!
立派なオスが1匹いて、メスや若魚、そして幼魚などが10匹前後かたまって、楽園(?)を作っている。
ハワイトラギスはオヨギトラギスのように、常に中層を泳いでいるわけではなく、フラフラ上下に揺れながら中層に浮き、スーと移動してはスグ着底する。
なかなか綺麗な魚なのだけど、今ひとつ人気が出ないのは「トラギス」だからだろうか。。。?(笑)
これはハワイトラギスのオス。(だと思う。。。)
こいつらの繁殖形態はよく知らないが、ここのコミュニティーではこいつが一番大きく、多分ハーレム(オス1、メス多)を形成しているのだと思う。
周りにはひとまわり以上小さなメスやそれよりも更に小さな若魚もいて、一斉に浮いている時はなかなか壮観な光景だ。
なぜメスだと分るのかって?
だって、みんなお腹がでかいんだもん!!(笑)
何か今日は前に見た時よりも皆、中層に簡単に浮き、体色の発色も良いなぁ~と思っていたら、どうも産卵時間が近いようだった。。。
まわりにいるメスのお腹はかなり大きく、オスの他者への干渉ぶりも尋常ではなかった。
お腹の大きくない子に対する干渉と、お腹の大きなメスに対する干渉が、まったく同じように見えて、それが他のオスに対する攻撃なのか、メスへの求愛なのか、まったく分らなかった。。。
ただ、時折オスの背ビレ&尻ビレが黄色くなり、アゴのあたりが膨張して頭部全体が大きく見えるときがある。
そして全ヒレを広げてぶつかっていく行動が見られたが、多分これが求愛&婚姻色かな~?と今は思っている。
何しろここはちと深い。。。(30m)
ゆっくり観察する事も出来ず、産卵を期待しながらも、結局見ることは出来なかった。
時間は16:00過ぎで潮止まり~上げ始めの時間帯だった。
もしかしたら、完全に潮が動き始めれば、産卵が始まったかもしれない。
次回はちょっと時間を見ながら、産卵を狙ってみようと思う。
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ようやく探しに探したアマミスズメダイ(yg)の極小チビを見つけた~!
僕的には今期初。
わ~い♪やっぱ、可愛いなぁ~!!
今のところ、このアマミスズメダイのチビちゃんが「しげる的可愛いランキング」のキングで決まりっ!
またスグにコロコロ変わると思うけど。。。(笑)
これから爆発的に増えるのか、それとも屋久島にはそんな時期は存在しないのかちょっと分らないが、とりあえず「出始め」として、更に注意して見ていかねば。。。
今のところ、決して多いとは言えない。。。
いったいアマミスズメダイ(yg)の増える時期はいつなのだろうか。。。?
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エクジット間際に黄金コケギンポを見つけたー♪
大揺れの中で撮った写真はどれもボケボケだったが、頭頂部に皮弁らしきものはないように見える。
だから、多分こいつがハダカコケギンポだと思うんだけど。。。
隣には真っ黒い子がいたんだけど(この辺一帯はこの真っ黒い子が多い)、その子も多分ハダカコケギンポだと思うが。。。
(参考:屋久島海案内: TKGプロジェクト?)
いつもここ「魚見」に入る時って、必ず北部の各ポイントが時化てて、かなりウネっている時が多い。
だからこうした超浅場にいるようなコケギンポはなかなかゆっくり観察できなーい!
たまにはベタ凪ぎの「魚見」にも入ってみようか。。。
もっと気持ちのいい「青」が待っているかも♪
うっ。。。きもい。。。
【ポイント】 魚見 【水温】 18.9℃ 【透明度】 15m~ 全島で時化気味。 島を一周した漁師さんによると凪ぎていたのは、北部の元浦近辺だけだったそうな。。。 僕は割りと静かな「魚見」にエントリーした。 特に寒くはなく、温かかった印象だったのだが、上って水温計ぎ..