【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 26.0℃
【透明度】 20m~
寒い。。。
水温はまだ26-27℃と温かいのだが、陸上が寒い!
今日は朝から雨が降って、暗~く寒~い1日だった。
さぞかし、水中も暗~く、透明度も悪いんだろうなぁ。。。と思っていたが、そんな事はなかった。
エントリー直後の浅い場所では「やっぱり。。。」と思ったが、進めば進むほど透明度はよくなった。
結局、久々の20mオーバー?
ゲストのいない日がボチボチ出始め、またカメラをもって一人でエントリーする日が増えてきた。
こんな時を利用して、屋久島の普通種を把握&撮影する。
スズメダイの仲間の生息状況は半年である程度把握&撮影できたので(遅い?)、今度はベラの仲間。
普通種は地味なものが多いし、興味を持つダイバーも少ないので、これは直接ガイドの役に立つわけではないし、紹介することもあまりない。
でもこれを把握しないと、何が屋久島ではレアで、何が普通なのかが分からない。
普通種を把握する事で、自然と珍しいとされる魚を抽出できるようになる。
そして普通種を把握しないことには、「屋久島の海」の特徴を説明することもできない。。。
これは八丈島の師匠の教え。
でも普通種って、よ~く見れば意外に綺麗なんだよ。。。
地味だなんてとんでもない!!
写真はムナテンベラのメス。
水中でライトを当てずに見る彼女は黒い「ただのベラ」だが(笑)、ストロボをたいて本当の色を撮影するとこんなにポップな色彩を持ったセンスのいい女性だった。。。
ムナテンベラは-20m以浅で普通に見られるベラ。
オスはもっと地味で、灰色の体色。
メスを含めたムナテンベラの体色は、地域によってちょっと違うようだ。
八丈島で見ていたムナテンベラのメスは、もっと青々としていたし、胸ビレもオレンジというよりは黄色。
ソラスズメダイやクマノミと同様、海が明るい沖縄やここ屋久島で見る子はちょっと体色が薄い。
「ムナテンベラが見たいで~す♪」
そんなリクエストを待ってます!!(笑)
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