ニシキキュウセン

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 26.0℃
【透明度】 15m~
一昨日から八丈時代の友人が遊びに来ていて、今日は数年ぶりに一緒に潜った。
彼は八丈島で一番の老舗・佐藤ダイビングセンターの息子。
僕の丁稚時代、彼が古巣・レグルスダイビングに修行に来ていた関係で、一緒にガイドの勉強をした仲だ。
親方から八丈島の普通種リストを渡されて、一緒にその魚たちの環境を調べに行ったりしてた。
今、僕は屋久島でも同じような事(屋久島の普通種把握)をしている毎日なので、一緒に潜ったらつい当時を思い出してしまった。。。(笑)


そんな当時、覚えた魚の中でニシキキュウセンという普通種がいる。
とっても地味なのだけど、沢山いる魚なので無視するわけにはいかない。。。
浅場に多いツキベラ(ニシキキュウセンによく似たベラ)に、やや深い水深に多いニシキキュウセン。
水深を変えてうまく棲み分けている例として、最初に覚えたのがこのベラだ。
屋久島ではツキベラは少なく、ニシキキュウセンはかなり浅い水深からよく見られる。
写真は幼魚~メスのステージ。


それが成長してオスになるとこんな風に変化する。
体の後半が黒ずみ、ちょっと汚い。。。(笑)
でも、見ての通り、まだ幼魚やメスにあるような背ビレの眼状斑は残っている。


立派な完璧なるオスはこれ。
背ビレの眼状斑は完全に消えて、体長は12cmぐらいにまで成長する。
よ~く見ると、尾ビレや尻ビレの模様が綺麗だね。。。♪
地味なベラ。。。なんて切り捨てないでぇ~!!(笑)


僕が夢中でニシキキュウセンの撮影をしていると、いつのまにか友人はエクジットしてた。。。
これも丁稚時代と変わらないような。。。??(笑)


Filed under: 一湊タンク下No.1

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