マジマクロイシモチは「屋久島ならでは」か?

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 27.3℃
【透明度】 15m~
どれくらい屋久島が大きい島かと言うと例をひとつ。
今日の北部は雨が降ったり止んだりを繰り返し、暗~い1日だった。
時折、大雨が降ったりもした。
それに対し、南部は青空の見える気持ちいい晴天!だったらしい。。。
マジっすか。。。
今日はホームグラウンドの一湊タンク下にておとなしく(笑)2本。。。


ガンガゼに着くテンジクダイの仲間で、マジマクロイシモチという魚がいる。
前に僕がいた八丈島でもたまに見られ、水温が低い時期によく見られた気がする。。。
この魚、どんな分布をしているのかまったく分からないが、屋久島ではごくごく普通に見られる。
と言うか、メチャクチャ多いと言ってもいいくらい。
ガンガゼを覗くと、たいていは4-5匹着いている。
多いと1つのガンガゼに20匹以上着いていることもよくある。
他の地域では珍しくて、屋久島では普通種であるならば自信を持って「屋久島ならでは!」と言いたいところなのだが、他の地域での生息状況はどうなのだろうか?
屋久島のようにメチャクチャ多い地域ってあるの?
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屋久島で見られるテンジクダイのうち、アオスジテンジクダイやミナミフトスジイシモチ、スジイシモチ、キンセンイシモチなどは皆、6-7月ごろが繁殖最盛期のようなのだが、このマジマクロイシモチはここ最近、口内保育中のオスをよく見かけるようになってきた。
冬から春にかけて見られるのは大きな成魚が多かったのだが、夏はチビちゃんが多く見られたので、繁殖期は他のテンジクダイ同様、初夏かな?と思っていたのだが、口内保育中のオスは最近の方がよく見かける。
ただ、そのオスと思われる口内保育中の子が、どいつも小さいのが気になる。。。
彼らの生態をちょっと調べてみようか。。。
2本目では久々にクマノミの産卵を見ることが出来た。
時間は午後3時過ぎ。
潮は上げ6分くらい?
ひとしきりメスが卵を産みつけると、今度はオスが代わってそこに精子を丁寧にかけていく。
それを何度も繰り返す。
こういう時は八丈時代のように孵化まで追いたいところだけど、もっと近いところのクマノミがいいなぁ。。。
ここ遠いよ!(笑)
ナイトでここまで行く勇気はないっす。。。


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