クマノミは卵を頭から産む。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 23.1℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:46-16:52
【潮まわり】 06:00 111cm 干潮 / 11:16 164cm 満潮 / 17:48 78cm 干潮 / 小潮(月齢:7.3)
【日の出・日の入】 日出05:15 日没19:17

5月中旬くらいからよくなってきた海がここ数日で、また日に日に悪くなってきている。
まずは透明度が落ち始め、最近では水温も日に日に下がっていき、今日はとうとう23℃台にまで戻ってしまった。
特に-15m以深が冷たく、かなり震えた。。。
またGWの頃のような状態に戻りつつある。。。

また無くなっていたメギスの卵
また無くなっていたメギスの卵
まずは一昨日に再び産卵したエントリー口のメギスの産卵床を覗いてみた。
また無くなってる!!!(・・;)
今日は3日目の卵の状態が見られると思って覗いたのに、またまた食べてしまったのだろうか?
それとも外敵に襲われた???
なかなか無事に孵化までいかない。
オスはそれでもたまに巣穴に入ったりしていたので、巣自体を放棄したわけではなさそうだ。
産卵床を変えた可能性もあるので、しばらく周囲を探したけど見つからなかった。。。

ここのクマノミ夫婦は今年4回目の産卵。。。
ここのクマノミ夫婦は今年4回目の産卵。。。
今日は3日前(6/2)の夜に無事に卵を孵化させたハタゴイソギンチャクのクマノミ夫婦が今年4回目の産卵をしていた。

時間は15:00ちょっと前に通りかかった時にはすでに半分以上の卵が産みつけられた状態で、その後1時間くらい観察&撮影を続けた。
クマノミの産卵は何度見ても飽きない!
完全にこの場から離れられなくなった。。。(^^;;

今日はメスが卵を産卵管から出す様子をマクロレンズを通して終始見ていたのだが、クマノミの卵って頭から先に出て最後に産卵床に着く部分が出てくるって知ってた???(・・;)
僕はてっきり産卵床に着く下の部分から先に出てきて、1個1個しっかり接着させて、最後に卵の頭の部分がメスの産卵管から出てくるのだとばかり思っていた。

クマノミの卵は頭から先に外に出てくる。。。
クマノミの卵は頭から先に外に出てくる。。。
ところが目を凝らして見てみると、どうも卵の真っ赤な頭の部分から先に出てきているようだ。
そして最後に産卵管で擦り付けるような感じで産卵床に接着しているのだった。
し、知らなかった。。。(◎_◎;)

卵が2-3個同時に出てきてしまう場合もたまにあったのだが、その場合でもまったく同じ。
すべての卵は常に頭から先に出てきて、2-3個の卵を同時に産卵床に接着していた。

という事はまだメスのお腹に卵がある時から、頭を下にした状態でお腹に詰まっているのかも。。。

もうかれこれ2週間以上、ヤッコエイたちの行動が怪し過ぎる。。。
浅場に沢山集結していて、簡単にダイバーに近づいてきたり、2匹が後追い行動をしていたりして、まさに動きは繁殖期のそれ。
なのにまだ未だに交尾行動が見られずにいる。。。


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クマノミの卵の産み方(続編) | Field Note  - 屋久島の海と川の記録 - へ返信する コメントをキャンセル

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