クマノミのファンニング

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 24.1℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ→水面バシャバシャ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 15:06-18:01
【潮まわり】 08:54 199cm 満潮 / 15:42 35cm 干潮 / 中潮(月齢:4.3)
【日の出・日の入】 日出05:16 日没19:15

今日も午後の遅い時間からエントリー。
エントリー時はベタベタに凪ぎていた一湊湾内も、ダイビング中に風がかなり強く吹き始めたようで、水中でちょっとドキドキした。
水中でもその風の強さが分かるくらいで、ゴーゴーと吹き付ける風は水面をメチャクチャに荒らしているのが水面下からよく分かった。
ただ、その風は南東なので、大事には至らないだろうと安心はしていたのだが、上がってみると風波とは言え、めったにないくらいに水面が荒れていてちょっとビックリした。

親の目、子の目
親の目、子の目
今日はハタゴイソギンチャクに棲むクマノミの卵にずっと貼りついていた。
ここのクマノミは5/22に今年3回目の産卵をしたのだが、親の目玉と稚魚の目玉が見つめ合っている写真を撮りたくて、孵化間近の卵の中にいる稚魚の目玉がクッキリするのをずっと待っていたのだ。(^^)

命の輝き
命の輝き

今日で産卵から12日目。
すでに卵は銀色にギラギラ輝いていて、稚魚の目玉もクッキリ!
親はずっと卵の上でファンニング行動(ヒレをパタパタさせながら水流を送る動作)をしていて、明日にでも孵化しそうな勢いだ。

ただ、ここの卵はいつもそうなのだけど、半分が必ず茶色い藻に覆われる。
この藻が稚魚に影響しないのかいつも不思議に思うのだけど、親の世話が行き届いていないのか必ず半分は藻が着く。
そんなに広範囲でもないのに。。。(・・;)

そのせいもあって、写真は何かイマイチだなぁ。。。
藻があるせいで、何か卵が汚くて、孵化間近のギラギラ感がない。。。(^^;;

突っかかって来るツマジロモンガラのオス
突っかかって来るツマジロモンガラのオス
ツマジロモンガラの卵守りを今季初確認した。
例年よりもやや早い感じがする。
通常はメスが1匹で守っている事が多いのだが、今回は臆病なメスに加え、顎の部分を真っ青に染めたオスらしき個体がガンガンと近づく魚にアタックしていた。
ノソノソと移動するアオウミガメにもガンガン当たっていた。。。(笑)

当然、僕にも突進してくるのだが、ゴマモンガラほどは怖くはない。

卵をフーフーするツマジロモンガラのメス
卵をフーフーするツマジロモンガラのメス
1回卵に近づき、卵を手で煽ったあと、その場を離れると、心配してまたフーフーと水流を送りに来るのはメスだと思うのだが、この凶暴なオスは卵を気にしている様子はまったくなく、単に近づく相手にガンガン突っかかって来るだけだった。


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