【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 23.0℃
【透明度】 10m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 14:33-16:23
【潮まわり】 08:42 235cm 満潮 / 14:33 88cm 干潮 / 中潮(月齢:2.2)
【日の出・日の入】 日出06:44 日没17:20
ようやく海が凪ぎた。
11月だというのに冬のような北西の強風が吹く日々が続き、ホームの一湊湾内は大時化だった。
これで2日連続の「海なし」が続いてしまったのだが、今日はようやくベタ凪ぎの一湊タンク下にカメラを持ってエントリー。
まともに静かな海に潜れたのは久し振りかもしれない。。。(^^;;
しかし、透明度はかなり悪かった!
浅場は10m以下の視界だったし、沖に出てもそれほど変わらないくらい濁っていた。
最初は漁礁に行こうかと思っていたのだが、あまりにも視界が悪いので止めたくらい。。。(笑)
結局、-20m付近でもろに求愛中のシテンヤッコを見つけて、ずっとそれを追いかけていた。
メスのお腹はかなり大きく、メスの上部でヒレ全開で体を立てて行う求愛もかなり激しかった。
でも、まだ時間が15:30前後と早かったため、産卵はしないだろうとは思いつつも、メスがオスの求愛に合わせて上昇したりもしていたので、ついついわずかな期待に胸を膨らませ追いかけ続けてしまった。。。σ(^_^;)
キンチャクダイ類特有のオスがメスのお腹にキス(?)をしながら2匹で上昇していく行動も何度も見られたけど、結局は産卵まではエアーがもたず、見れずに終わった。
でも、中層にプカプカ浮いてずっとシテンヤッコのペアを追い続けるのはかなり楽しかった。
おかげで全然、写真が撮れなかったけど。。。(笑)
もう少しだけ遅い時間にエントリーすればよかったかなぁ。。。残念。。。
しかし、この時期の産卵行動は初めて見たのだが、夏場の高水温期は夕方1匹のオスが複数のメスを引き連れて、求愛を繰り返したりしているけど、なぜか今日は周囲にはまったく他のメスは見られなかった。
これではログ・ネタがないっ!という事で帰りに-15m付近でシンデレラウミウシが産卵していたので、それを撮って上がった。
最短近くまで寄って、卵と触角にピントを合わせる事だけに専念していたので、気づかなかったのだが。。。
帰ってからその写真を見てみると、卵の根元に通称「ネギ坊主」らしきものがーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こ、こんなところに。。。(゜O゜;
昨年の冬、探しに探した通称「ネギ坊主」(⇒執拗にネギボウズ通い。。。(笑))と呼ばれるウミヒドラの仲間。
結局、ガイドで使うことはあまりない沖の-30m付近で、ようやく「ネギ坊主」の仲間を見つけたのだが、遠いためその後はあまり観察していない。
こいつはそれよりもずっと手前のガイド・エリア内の-15m付近。
ここだったらまた見に行けるけど、いや~撮影中は全然気づかんかった。(-_-;)
しかも、ここってただの岩の表面なんだけど、こんなところにもネギ坊主の仲間が着くのか。。。
昨年の冬に見つけたクダヤギ類の茎部に着く連中とは、また種類が違うんだろうなぁ、、、ヒドロ虫、奥が深い。。。
今日は結局、-20m付近でもろに求愛中のシテンヤッコを見つけて、ずっとそれを追いかけていた。メスのお腹はかなり大きく、メスの上部でヒレ全開で体を立てて行う求愛もかなり激しかった。 http://t.co/MZYjrkt9
水温も下がってきて、だんだんと繁殖行動が活発な魚が少なくなりつつある。
1年中温かい南の島々と違って、屋久島の海には四季がある。… http://t.co/jb92FtSO