まだ続いていたシマキンチャクフグの繁殖期

【ポイント】 一湊タンク下No.2/一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.2
【水温】 23.0℃/22.9℃/22.9℃
【透明度】 10m
【海況】 やや時化気味
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:00-10:48/11:44-12:43/14:15-15:06
【潮まわり】 10:20 215cm 満潮 / 16:11 101cm 干潮 / 中潮(月齢:4.2)
【日の出・日の入】 日出06:46 日没17:19

またまた昨日は午後から大きく時化て、午後便到着のゲストさんは初日から潜れずに終わった。。。(・_・;

今日は割と凪ぎたのだけど、潜れたのは一湊タンク下のみ。。。
透明度もかなり悪かった。

明日の最終日は屋久島の海の実力の片鱗くらいは見せたいなぁ~
お願いっ!凪ぎてくれー!!

という事で、今日はマンツーマンで一湊タンク下にビーチから3本。
2本目は正午ちょっと前のエントリーだったのだが、エントリー直後、シマキンチャクフグの産卵を観察。
まだ、やってたのかーーーーーーー!!!(^^;;

しかも、通常は午前中の9-10時くらいの時間帯の産卵が普通なのだが、すでに正午ちょっと前。。。
今年はかなりシマキンチャクフグとハナキンチャクフグの産卵を観察したけど、今までで一番遅い時間の産卵だった。

今回も前回同様にペアを見つけて3-4分後には産卵に至った。
もう何となく産卵前のペアは見てスグに分かるようになってきた。。。(笑)

今日はゲストと一緒だったので、ゲストがビデオをまわす横でじっくり肉眼で観察させてもらった。
メスは例によって海藻を食いちぎってはちょうどパチンコ玉が1個すっぽりと入るくらいの円形の窪みをつくってる。
これが産卵床となる。

やっぱり産卵はメス主導で行われているように見える。。。(^^;;
あくまでも産卵のタイミングはメスが決めて、オスはあくまでもメスの動き(産卵)に合わせて精子をかけているだけなのだと思う。

今回はいつものようにオスはピッタリとメスに寄り添うのではなく、やや距離を置いて放精していたのだが、相変わらず精子らしき白濁は見られなかった。
本当に放精しているのだろうか。。。(・_・;

メスは例によって産卵後も産卵床に残って、何やらヒレをパタパタさせていた。
今日もそれを途中で遮って、卵を確認してみたけど、やっぱり卵は拡散されることなく、まとまった卵塊状態で窪みに”産み付け”られたままだった。
この行動はずっと卵を周囲に拡散させて隠蔽を計っているんだと思っていたけど、どうもそれは違うっぽい。。。(笑)

あと考えられるのは、
・ 自分でつくった窪んだ産卵床を海藻で元通りにし、覆い隠している
・ 水を撹拌しながら、オスの精子をまんべんなく卵に広げ受精を助けている

こんなところかな。。。(-_-)ウーム…


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2 Comments

  1. 2本目は正午ちょっと前のエントリーだったのだが、エントリー直後、シマキンチャクフグの産卵を観察。まだ、やってたのかーーーーーーー!!!(^^;;しかも、通常は午前中の9-10時くらいの時間帯の産卵が普通なのだが、すでに正午ちょっと… http://t.co/eWlZIH6b


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