【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.3/お宮前
【水温】 25.4℃/25.4℃/27.1℃
【透明度】 25m/25m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:31-11:45/13:10-13:57/15:36-16:34
【潮まわり】 04:04 216cm 満潮 / 11:05 26cm 干潮 / 17:49 213cm 満潮 / 中潮(月齢:11.5)
【日の出・日の入】 日出05:19 日没19:24
2つのショップツアー一行様は陸観光にでかけ、今日は2人の女性ゲストとのんびり一湊で3本。。。
いや~今日はかなりヤバイものを見てしまった!!!
3本目のお宮前でついにオキザヨリの産卵を見てしまった!!!!(¨;)
ダツの仲間・オキザヨリは屋久島ではよく浅場でかなりの数が通年見られるのだが、その繁殖行動は謎だった。
想像していたのはペアで上昇して放卵放精する産卵方法だったのだが、なんと全然違ってた!!!!
そもそも卵は浮くタイプの浮性卵ではなく、沈むタイプの沈性卵だった!!!
エントリーして一気に沖に向かう途中、一応、コブシメが産卵していないか遠くからチェックしようとすると、ウスサザナミサンゴの近くで大きなオキザヨリが5-6匹集まって何やらやってる。。。
近づいてみると、数匹のオキザヨリが1匹を密着しながら追い回しているように見えた。
見てると噛み付いたりしているので、喧嘩か何かと思って見ていると、突然、全員でウスサザナミサンゴの上に移動し、5-6匹が一斉にウスサザナミサンゴの上に乗っかり、同じ方向を向いて密着し、ブルブル体を震わせはじめたかと思うと、一瞬で周囲は白濁!!!
さらにパチンコ玉よりも一回り小さいくらいの白い玉が周囲に散り始め、初めて「こりゃ産卵だ!!!」と気づき興奮。
猛ダッシュで近づくと、それは1匹の産卵するメスに複数のオスが一斉に取り囲み放精しているアユの産卵のような感じ(⇒例1、例2)に見えたけど、実際の性比は定かではない。
いずれにしても産卵中のオキザヨリの最も大きなものはメーターオーバーで他の連中も60cm以上はあるので、当然小さなアユとは迫力が違った。
産卵は5-10秒くらいで終わってしまったのだが、この間はメチャクチャ近づけた。
本来、オキザヨリはなかなか近づけない魚なのだが、フィッシュアイでもギリギリまで近づけそうな感じ。。。くそ~!!!!カメラを持ってくれば!!!!
時間は15:43。
潮は上げに向かっているところで、やや潮流があった。
一番大きな個体が多分、雌ではないかと思うのだけど、これも想像で合って、なんとも言えない。
雌雄は外見からはまったく分からないのだ。
いずれにしてもいくつも、予想外の産卵で驚いた。
まずペア産卵ではなく、ま男らしき個体(これも定かではない)も含む数個体で行い、卵はサンゴの間に産み落とす沈性卵だったこと、それと卵は思っていたよりも大きく8mmくらいはある玉状の卵であった事。
この卵は産卵直後はやつらが暴れるため、付近に浮き上がって散るのだが、これを狙ってアサドスズメダイやヤマブキベラなど様々な魚が集まってきてパクパク食っていた。(笑)
そして、スグにサンゴの間に沈んでしまうのだが、この卵、1カ月前に一湊タンク下で見た硬い卵に似ている!!!
そう思って1個すくい上げてみると、かなり柔らかかった。。。(¨;)
このあと徐々に硬くなる可能性もあるけど、あれとは違うのかなぁ。。。
産卵床となったウスサザナミサンゴの表面を見てみると、その辺一体が一気に削られ、その産卵の激しさがよく分かる。
まだ7月に入ったばかりだというのに、早くも今年一番のニュースとなりそうな予感!!(^^)
今日はちょっと潮が速くて、ゼロ戦ではかなり凄かった。
ゼロ戦では産んだばかりの卵をオスがボロボロと口から落とし、速い潮に流され、他のクロホシイシモチがパクパク食っているシーンに出会った。(笑)
結局、産み落とされたばかりの卵はすべて、他人の胃袋に入ってしまった。。。( ̄□ ̄;)!!
そのクロホシイシモチも面白い行動を目撃した。
通常はペアで中層に静かに浮いているのだが、今日は何やら数十匹で猛ダッシュを繰り返すシーンを見かけた。
何か1匹のメスを複数のオスが追いかけるこれもアユのような行動に見えたけど、今のところなんとも言えない。
テンジクダイの仲間でそのような行動は初めて見たかも。
16:00くらいにお宮前の-20m付近でコガネキュウセンの産卵を観察した。
狭い範囲(1m四方)に1匹のオスと複数匹のメスが集まり、オスは次々とメスを産卵させていった。
クマノミやクロメガネスズメダイの産卵床も観察。
どちらも今晩にもハッチアウトしそうな産卵床もあった。
チョウチョウコショウダイ(yg)は今年、当たり年くさい。。。
いや~今日はかなりヤバイものを見てしまった!!!3本目のお宮前でついにオキザヨリの産卵を見てしまった!!!!(¨;)ダツの仲間・オキザヨリは屋久島ではよく浅場でかなりの数が通年見られるのだが、その繁殖行動は謎だった。想像していたのは… http://t.co/6abqxwc0
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良いですね~。卵は生まれたては柔らかいですよ。吸水と言って水を吸えば硬くなります。1時間後に触れば十分硬いです。
吸水前の卵は傷つきやすいのであまり触らない方が良いですよ
30分後に触ったのですが、まだ柔らかかったです。
前に一湊タンク下でものすごく硬い同じような卵を見ていたので、それもそうかな。。。と思って触ってみました。(笑)
基本的には何者の卵か分かっている卵類に触らないのですが。。。(^_^;)