クロヘリイトヒキベラの2型

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 23.4℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 15:10-16:49
【潮まわり】 09:33 59cm 干潮/15:55 186cm 満潮/若潮(月齢:10.1)
【日の出・日の入】 日出05:16 日没19:15

今日も午後から1人で海へ。。。
ここ最近は午前中にお店の備品(本棚や机など。。。)を作り、午後から潜りに行くパターンの毎日。
僕は基本的に2つの事を同時にできない人間なので(笑)、午後からの潜りも何かソワソワしてしまって落ち着かない。
早く、落ち着いて潜れる状態にしたい。。。(¨;)

そんな感じなので潜っていても何か集中力がない。。。
海はどんどん面白くなっていくのに!!!

アカホシカニダマシのチビ
アカホシカニダマシのチビ
ハタタテサンカクハゼの卵に目玉が見えてきた
ハタタテサンカクハゼの卵に目玉が見えてきた

-15m付近でクロヘリイトヒキベラの群れを観察。。。
クロヘリイトヒキベラは現在、有効となる学名が2つあって、それらが分類学的に混乱している魚だ。
それはシノニム(同物異名)、つまり同種なのかもしれないし、はたまた別種なのかもしれない。
その辺はもう学術的な分類上の問題であって、フィールドワーカーであり、素人の僕には与り知らないところ。
少なくとも自分のフィールドでは1種類しか観察できないため、今のところあまり興味もない。
その2種類が別種であるなら、屋久島の子(1種類しかいない)がどちらの学名の子であるのかという事には多少興味はあるけど。。。

ところが、厄介なのが、このクロヘリイトヒキベラの2種の外見から分かる違いが腹部の黄色い斑紋があるか?ないか?という点である事だ。
多分、国内のどの地域でもそうだと思うけど、屋久島のクロヘリイトヒキベラは腹部が黄色い子と黄色くない子が群れの中に普通に同数づつ含まれている。
しかし、だからといってこの2型が別種だとはとても思えない。。。(¨;)

実際、クロヘリイトヒキベラには2種類(つまり別種)が存在するかもしれない。
その点は僕も研究者じゃないし、他の海で観察したこともないので、全然分からない。
本当に2種類が存在するのかもしれないし、よく似た2種類がいてもおかしいとも思わない。
しかし、少なくとも屋久島でいつも同じ場所で普通に群れている子たちは腹部が黄色くても、黄色くなくても1種類である事は間違いない。
なぜなら僕は外見で種類を判断しているわけではないから。。。

仮にもし屋久島にもう1種類の方がいたとしても、それはきっと稀種になるだろうと思う。

お腹に黄色い斑紋がある子
お腹に黄色い斑紋がある子
お腹に黄色い斑紋がない子
お腹に黄色い斑紋がない子


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3 Comments

  1. クロヘリイトヒキベラは現在、有効となる学名が2つあって、それらが分類学的に混乱している魚だ。それはシノニム(同物異名)、つまり同種なのかもしれないし、はたまた別種なのかもしれない。その辺はもう学術的な分類上の問題であって、フィールド… http://t.co/Jsod23iO

  2. クロヘリイトヒキベラは現在、有効となる学名が2つあって、それらが分類学的に混乱している魚だ。それはシノニム(同物異名)、つまり同種なのかもしれないし、はたまた別種なのかもしれない。その辺はもう学術的な分類上の問題であって、フィールド… http://t.co/Jsod23iO

  3. #yakushima #divingJP クロヘリイトヒキベラは現在、有効となる学名が2つあって、それらが分類学的に混乱している魚だ。それはシノニム(同物異名)、つまり同種なのかもしれないし、はたまた別種なのかもしれない。その辺はも… http://t.co/oXZO6Pek


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