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一湊タンク下でニタリ!?(・・;)

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 20.6℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:56-16:42
【潮まわり】 06:46 225cm 満潮 / 13:25 -7cm 干潮 / 大潮(月齢:15.9)
【日の出・日の入】 日出05:23 日没19:04

相変わらず、-20m以深の水底に冷たい水がたまっているようで、浅場は22℃以上あるのだが(それでも低いけど。。。)、底は20℃を切りそうな勢いだ。。。(・・;)
冷たい潮と共に冷水の死者がポイント内に入り込んでいて、ますます寒さを感じさせる。

冷水の使者・ウスバハギ!
冷水の使者・ウスバハギ!
その代表格はウスバハギ!!
普段はあまり見ないウスバハギも水温が下がると姿を現す。
正確には低水温で現れるというわけではなくて、今日のように冷水が底にたまるような時、つまり深場の冷たい水が上がってくる時、一緒にポイント内に入り込んでくるのだろう。。。
いずれにしても見たくない魚だ。。。(笑)

一湊タンク下で何とニタリ!?
一湊タンク下で何とニタリ!?
同じく冷水の使者は使者でも大歓迎の魚もいる。
ニタリだ!
この魚も深場から冷たい水と共にダイビングエリアに入り込んでくるのだと思うのだが、過去に数回見たのは永田だった。
それが今日はついにホームグラウンドの一湊タンク下に出現!(◎_◎;)

突然、現れたのでちょっとビビった!!!
しかし、そのフォルムはやっぱりカッコいい!!!

思わず105mmマクロで2-3枚シャッターを切った!(笑)
何とか証拠写真が撮れた。。。(^^;;

多分、この冷水の流入は一時的なモノだとは思うけど、早く過ぎ去って欲しいなぁ。。。
底に冷水がたまっていても、生物の動きはどんどん進んでいる。

ハタタテサンカクハゼの卵を今季初確認
ハタタテサンカクハゼの卵を今季初確認
今日はハタタテサンカクハゼの卵を今季初確認。
いつも産む場所に今年も同じように卵を産みつけていた。
しかし、相変わらず卵と親を一緒に撮っても絵にならないやつらだ。。。(笑)

クマノミの産卵ラッシュ!
クマノミの産卵ラッシュ!
クマノミは複数ヶ所で、今日産んだんじゃないかと思われる卵が見られた。
多分、昨日と今日はクマノミの産卵のラッシュだったのではないだろうか。。。?

キビナゴはすっかり世代交代の時期に入ったようで、ここ数日は3cmくらいの幼魚の群れが目立つ。
4月上旬は極小キビナゴの群れがよく目についたのだが、そいつらがここまで成長して、大きな群れを作ろうとしている。

今年は4/1にキビナゴの産卵らしき行動を見ているのだが(→怪しいキビナゴたちの行動)、何かちょっと早くね?とか思っていたのだが、幼魚群れの出現も例年に比べてやや早い気がする。


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クロヘリイトヒキベラの2型

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 23.4℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 15:10-16:49
【潮まわり】 09:33 59cm 干潮/15:55 186cm 満潮/若潮(月齢:10.1)
【日の出・日の入】 日出05:16 日没19:15

今日も午後から1人で海へ。。。
ここ最近は午前中にお店の備品(本棚や机など。。。)を作り、午後から潜りに行くパターンの毎日。
僕は基本的に2つの事を同時にできない人間なので(笑)、午後からの潜りも何かソワソワしてしまって落ち着かない。
早く、落ち着いて潜れる状態にしたい。。。(¨;)

そんな感じなので潜っていても何か集中力がない。。。
海はどんどん面白くなっていくのに!!!

アカホシカニダマシのチビ
アカホシカニダマシのチビ
ハタタテサンカクハゼの卵に目玉が見えてきた
ハタタテサンカクハゼの卵に目玉が見えてきた

-15m付近でクロヘリイトヒキベラの群れを観察。。。
クロヘリイトヒキベラは現在、有効となる学名が2つあって、それらが分類学的に混乱している魚だ。
それはシノニム(同物異名)、つまり同種なのかもしれないし、はたまた別種なのかもしれない。
その辺はもう学術的な分類上の問題であって、フィールドワーカーであり、素人の僕には与り知らないところ。
少なくとも自分のフィールドでは1種類しか観察できないため、今のところあまり興味もない。
その2種類が別種であるなら、屋久島の子(1種類しかいない)がどちらの学名の子であるのかという事には多少興味はあるけど。。。

ところが、厄介なのが、このクロヘリイトヒキベラの2種の外見から分かる違いが腹部の黄色い斑紋があるか?ないか?という点である事だ。
多分、国内のどの地域でもそうだと思うけど、屋久島のクロヘリイトヒキベラは腹部が黄色い子と黄色くない子が群れの中に普通に同数づつ含まれている。
しかし、だからといってこの2型が別種だとはとても思えない。。。(¨;)

実際、クロヘリイトヒキベラには2種類(つまり別種)が存在するかもしれない。
その点は僕も研究者じゃないし、他の海で観察したこともないので、全然分からない。
本当に2種類が存在するのかもしれないし、よく似た2種類がいてもおかしいとも思わない。
しかし、少なくとも屋久島でいつも同じ場所で普通に群れている子たちは腹部が黄色くても、黄色くなくても1種類である事は間違いない。
なぜなら僕は外見で種類を判断しているわけではないから。。。

仮にもし屋久島にもう1種類の方がいたとしても、それはきっと稀種になるだろうと思う。

お腹に黄色い斑紋がある子
お腹に黄色い斑紋がある子
お腹に黄色い斑紋がない子
お腹に黄色い斑紋がない子


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口内クリーニングを狙って。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 23.8℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:29-12:29
【潮まわり】 07:10 95cm 干潮 / 12:58 168cm 満潮 / 小潮(月齢:8.1)
【日の出・日の入】 日出05:16 日没19:13

今日はゼロ戦のアカシマシラヒゲエビによる口内クリーニングを狙ってゼロ戦へ。。。
これは1年を通じてよく見るシーンなのだけど、最近、海外の写真でかなりイケてるクリーニング・シーンを見て、あるイメージや構図を想像しながら行ったんだけど、そう簡単にはいかなかった。。。
1時間以上同じ場所で粘っていたんだけど、なかなか思うような写真を撮らせてくれない。。。(¨;)

どんな感じでクリーニングしてるんだろ?
どんな感じでクリーニングしてるんだろ?
は~い!口を大きく開けてー!!
は~い!口を大きく開けてー!!
うーん。。。寄生虫だらけですねぇ。。。(^^;
うーん。。。寄生虫だらけですねぇ。。。(^^;
とにかく口内をクリーニングされる魚の真正面に回りたいのだけど、なかなかそれを許してくれない上に、ちょっとでも近づこうものならスグにクリーニングを諦めて逃げてしまうのだ。
最近はゼロ戦も魚影が濃くなったので、手前にいる魚たちもうるさく(つまり邪魔!)、ちょっとでも魚をビビらせると、それが波及してクリーニングされる魚までスグに伝わってしまうようだ。
また何回も通わないと理想の写真は撮れなさそうだ。。。(^_^;)

物欲しそうなケラマハナダイの目!(笑)
物欲しそうなケラマハナダイの目!(笑)
おねだりするキンメモドキたち
おねだりするキンメモドキたち

ハタタテサンカクハゼの卵守り
ハタタテサンカクハゼの卵守り
ハタタテサンカクハゼは今年3回目(多分)の卵を守っていた。
セホシサンカクハゼの卵守りのような写真を撮りたいのだけど(⇒ようやくセホシサンカクハゼの卵を見つけた。。。(^^;;)、このハタタテサンカクハゼはあまり一生懸命、卵を守らないのだ。。。
カメラを向けるとスグに卵から離れ逃げてしまう。。。(¨;)

うーん。。。今日の卵はまだ稚魚の目玉もハッキリ出ていないような熟していない卵だったのだが、この先、目玉が見えるような卵になっても、「卵を守っている」シーンはとても撮れる気がしない。。。(¨;)

そこらじゅうでクマノミの卵は銀色だった(^^)
そこらじゅうでクマノミの卵は銀色だった(^^)
クマノミもそこらじゅうで卵を守ってる。
これも”稚魚の目玉が見える銀色の卵”を守る様子を接写で撮りたいのだけど、なかなか思うような写真が撮れない。。。
うーん。。。早くしないとクマノミの繁殖期が終わってしまう。。。(¨;)
クマノミの繁殖期は黒潮がかかって高水温期に入る7月中旬くらいまでだ。
この間にあと何回、銀色の卵が見れるのだろうか。。。クマノミだからといって侮るなかれ。。。意外にチャンスは少ないのだ。


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