タグ: ハダカゾウクラゲ

またまた黒潮が寄ってきた。。。(^^;;

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 23.5℃
【透明度】 25m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:15-16:56
【潮まわり】 05:02 217cm 満潮 / 11:41 14cm 干潮 / 18:07 218cm 満潮 / 大潮(月齢:13.1)
【日の出・日の入】 日出05:19 日没19:10

午後からカメラを持って海へ。
またまた黒潮が寄ってきているようだ。。。
水温はグーンと上がって23-24℃。
水底の透明度は基本的に良いのだけど、ちょっと赤潮がかかっていて水面直下1mくらいまでの間に何やらプランクトン類がゴッソリたまっていた。
これは陸上からでもよく分かるくらいでエントリー&エクジット時は何かが顔を刺してきて、チクチクする~!!!(・・;)
典型的な黒潮接岸前の状態。。。

という事で、今日はずっと中層を漂い、浮遊生物探し。。。(笑)
毎回、浮遊生物(プランクトン)が流れてくるとその組成は全然違うのだけど、今回の潮はこんな特徴があった。

何じゃこりゃ。。。?(・・;)
何じゃこりゃ。。。?(・・;)
まず左の写真のような卵のような、クラゲのような何だかよく分からない浮遊物が水面直下1m以内にウジャウジャたまっていて、他のクラゲや貝類などのプランクトンにもこれが分裂したものがボロボロと付着していた。
1個1個の大きさは5mm以下で球体。
真ん中に赤い点のようなものが見える。
これが今日のプランクトン類の中心で岸側に溜まっている傾向があり、ちょっと沖に出ると少なくなる。

ハダカゾウクラゲにも付着
ハダカゾウクラゲにも付着

他のクラゲ類にも付着。。。
他のクラゲ類にも付着。。。

最もよく見られるのがこのカメガイの仲間
最もよく見られたのがこのカメガイの仲間
クリイロハダカカメガイ
クリイロカメガイ

鼻先を過ぎると毎年黒潮接岸直前の時期になると必ず大量に流れてくるカメガイの仲間やクリイロカメガイなんかが大量にたまっていた。
この手のカメガイの仲間は通年見られるのだが、毎年6-7月頃の流入っぷりが一番凄くて、初夏の風物詩と言ってもいい。
それが今年はちょっと早く大量流入していた。。。(・。・;

以前、謎のピンク色のクラゲでメドゥーサの髪の毛みたいなクラゲ(笑)がいたのだが、これをボウズニラという長い触手が連なった種類に近い仲間ではないか?とゲストさんに言われたのだが、前回はそのような触手がまったく見当たらなかった上に、そもそも大きなクラゲなので(直径5cm以上はあった)、う~ん。。。どうだろう。。。?と半信半疑だったのだが、今回の潮にはこいつらも結構含まれていた。
ただどいつもこいつもサイズが小さかったのだが(直径1cmくらい)、今回は長い触手を連ねていた!!(・。・;
これで捕食をしているようだった。。。
こうなると一番近いのはやっぱりボウズニラの仲間という事になるのかなぁ。。。うーん。。。

謎の管クラゲの仲間
謎の管クラゲの仲間
触手が伸びて捕食していた
触手が伸びて捕食していた

触手が伸びて捕食していた
触手が伸びて捕食していた

上部から気泡を出すカメガイの仲間
上部から気泡を出すカメガイの仲間

捕食用の粘膜に気泡が着く
捕食用の粘膜に気泡が着く
カメガイの仲間は上部に粘膜のようなものを広げて捕食をするそうなのだが、確かに周囲に粘膜のようなものがたまに見られる。そしてそれに写真のように気泡のようなものが付着している事がある。(写真からは粘膜が見えないが、これはその粘膜に付着した気泡)
この気泡はこのカメガイが出しているのではないか?と思うのだが、1枚は明らかにカメガイの仲間の内部から気泡が出ているのがよく分かる。。。
もしかしたら粘膜を出す際に気泡も一緒に出しているのかも。。。?

ウチワカンテンカメガイも多かった
ウチワカンテンカメガイも多かった

カメガイの仲間に着くクラゲノミの仲間
カメガイの仲間に着くクラゲノミの仲間

エイか何かの稚魚??
エイか何かの稚魚??

ヒドロ虫の仲間が生えていたカニの仲間のメガロパ幼生
ヒドロ虫の仲間が生えていたカニの仲間のメガロパ幼生


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シモフリタナバタウオの幼魚

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 23.4℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 13:51-15:39
【潮まわり】 05:49 115cm 干潮 / 11:05 155cm 満潮 / 18:22 64cm 干潮 / 小潮(月齢:7.7)
【日の出・日の入】 日出05:47 日没18:47

今日は暑く、蒸した1日だった。
もうすっかり夏のようだ。。。(^^;;

今日は午後から海へ。
今日は潮がメチャ速く、黒潮が動いているのを肌で感じる。
中層は浮遊物も多く、ハダカゾウクラゲやクリイロハダカカメガイ、ヤジロベイクラゲなどが多い潮だった。
毎回、多く見られるものがコロコロ変わるので、浮遊生物は面白い。

昨日に続き、シモフリタナバタウオの極小幼魚にトライ!
昨日はエアーがもうカスカスの時にようやく見つけたものだから、ほとんどまともに撮れずに終わった。。。(・・;)
今日は行くとスグに見つかった。

シモフリタナバタウオの極小幼魚(8mm)
シモフリタナバタウオの極小幼魚(8mm)

どうも天井に小さな亀裂があるようで、驚くとそこに入り込んでしまうようなのだ。
昨日の前半はまったく見つからなかったのは、多分、ここにずっと隠れていたのだろう。。。

でも、日に日に警戒心が強くなっているようで、最初にこの幼魚を見つけたNくんいわく、見つけた時は穴のずっと手前にいてまったく隠れなかったようなのだが、一昨日、昨日、今日と結構、奥の方にいてポートが入らなくてカメラの最短まで寄れない。。。(・・;)
そして、ライトを当てて撮っていると、4-5枚シャッターを切ったら、もうその天井にある小さな亀裂に入り込んでしまうのだ。

もう時間との勝負で、す~とゆっくり動くのだがそのまま隠れてしまうので、とにかく連写!
なので今一つ、満足のいく写真が撮れない。。。

しかし、可愛い。。。(^^)
成魚と比べるとまったく色彩も形も違うのがビックリだ。
幼魚時は成魚とはまったく違う魚は多いけど、このシモフリタナバタウオはその極みだなぁ。。。これ。

シモフリタナバタウオの成魚(150mm)
シモフリタナバタウオの成魚(150mm)
これがどういう過程で黒地に白い斑点になるのかまったく想像できない。
こいつは8mmくらいなのだが、成魚は15cmくらいにはなる。
この中間的な成長過程の幼魚&若魚もまた全然見ることがないのだが、いったいどこにいるんだろ。。。(・・;)

でも、今回、幼魚の環境がちょっと分かったので、今度からは見つかる確率も増えるかもしれない。
幼魚は暗がりに浮いているというよりはほぼ天井近くに張り付くような形で佇んでいるのだ。

シモフリタナバタウオの極小幼魚(8mm)
シモフリタナバタウオの極小幼魚(8mm)
こうしてマクロで撮って拡大して見ると綺麗で可愛いけど、肉眼で見ている限りは白黒の地味な魚だ。
それも今回はその存在を知っているからこそ魚として認識できるけど、これがまったく初めて見る個体だったら、ほんとゴミのようにしか見えない。。。(笑)
最初はNくんに教えてもらっても、どれがそうなのか分からなかったくらいだ。
小さな亀裂の天井付近にあるホヤ(クロスジボヤ)のように見えた。(^^;;

アオスジテンジクダイに着く寄生虫
アオスジテンジクダイに着く寄生虫
1回入るとなかなか出てこないので、一度引っ込んでしまった時に、漁礁まで行ってきた。
アオスジテンジクダイの幼魚に着く寄生虫なんかを撮って遊んだ。
今日は早めにシモフリタナバタウオのいる根に帰ってきたのだが、やっぱり数枚撮ると引っ込んでしまう。。。(・・;)
その都度浅場に逃げて、しばらくするとまた戻り。。。なんて事を繰り返していたので、今日はちょっと体にあまりよくないダイビングをしてしまった。

結局、今日もあまりピントの合っていない写真を量産してしまった。。。
この子をしっかり撮る、何かいい方法はないかなぁ。。。(-_-;)
また明日もこの子を撮ろっと!(^^)


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おっ?黒潮???いい感じ♪(*^^*)

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.1
【水温】 20.6℃/20.5℃
【透明度】 20m/20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 9:25-11:03/12:01-13:33
【潮まわり】 07:45 222cm 満潮 / 14:06 -9cm 干潮 / 大潮(月齢:16.3)
【日の出・日の入】 日出06:21 日没18:29

今日はうちのスーパー常連2人とタンク下で2本。

昨日までの透明度の悪さは回復傾向で、海の色も青いっ!
水温もまた20℃台に戻り、鼻先は結構、潮が速いっ!
これは黒潮が接岸中かも。。。!!!(*^^)

中層の浮遊物も一気に減り、代わりに水面直下にクラゲなどプランクトン類がウジャウジャ!!
同じ浮遊物でもクラゲなどのプランクトン類は大歓迎!
今日は2本とも中層を漂った。。。
エクジット後にダイビング・プロフィールを見たら、平均水深が2.3mだった。。。(^^;)
しかも、ほとんど着底していない。(笑)

今回の潮のプランクトン組成はいつものようにカブトクラゲの類が多いのだが、特に大小様々なサイズのチョウクラゲが多かった。
ミズクラゲやアマクサクラゲ(?)もたまに見かけたのだが、イボダイやカイワリの仲間が着いていた。

ゲストのリクエストでクラゲにつく甲殻類を中心に探していたのだが、相変わらずクラゲノミは多く、オオタルマワシも見かけた。
そして今日、よく見られたのが鼻先が尖がっているエビ。
これがよく乗っかっていた。

クラゲ類に乗って漂流する甲殻類
クラゲ類に乗って漂流する甲殻類
アマクサクラゲ(?)に着くカイワリの仲間
アマクサクラゲ(?)に着くカイワリの仲間
オオタルマワシがコックピットに!
オオタルマワシがコックピットに!

黒潮に乗ってやってくるハダカゾウクラゲ
黒潮に乗ってやってくるハダカゾウクラゲ
黒潮の接岸はこのプランクトン類を見ても分かった。
ハダカゾウクラゲは黒潮流域でよく見られるクラゲで、これぞまさに黒潮接岸の証拠!!!
明日はもっともっと暖かい明るい海が期待できるかな。。。?(*^^)

子育て中のワレカラの仲間
子育て中のワレカラの仲間
もう1人のゲストのリクエストでもあったので、久しぶりにワレカラの里に行ってみたら、メチャクチャ成体が増えてる~!!!!
しかも、卵もちのメスもいっぱい!!!
おまけに子育て中のお母さん何匹か見られた。
まさに今が繁殖期のピークではなかろうか???

しかし、この成体たちってこの前生まれた連中だろうか。。。?
だとしらメチャクチャ成長が早いんだけど。。。(・_・;
しかも、もろに近親相姦!!!


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