タグ: チョウクラゲ

ゼロ戦のアオスジはみんな和名のないテンジクダイだった!

【ポイント】 一湊タンク下No.3
【水温】 23.5℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】14:26-16:01
【潮まわり】 08:32 200cm 満潮 / 15:15 16cm 干潮 / 中潮(月齢:3.7)
【日の出・日の入】 日出05:51 日没18:44

やったー!!!!
とうとう、ずっと屋久島近海に居座っていた汚く、冷たい潮が一掃されて、今日は再び綺麗な水と高水温に戻っていた。(^^)
とは言っても、まだまだ白濁りがあって、上層にはクラゲ(今回の潮はチョウクラゲがメイン)が沢山浮いている春の海だ。
このままGWに突入して欲しいなぁ。。。

今日はゼロ戦に行った。
アオスジテンジクダイ(学名:Apogon aureus)には2型(Apogon aureusとApogon fleurieu(→和名なし)?)がいると知って、一湊タンク下内のアオスジ・コミュニティはほとんど周り、あとはゼロ戦だけだった。
というか、一番怪しい(つまりApogon fleurieuはここにいるのではないだろうか?という予想)と思っていたのがゼロ戦だった。
ところが昨日まではニゴニゴの海(透明度5m)だったので、さすがに怖くて足が延ばせなかったのだ。。。(笑)

今日はもう緑色の海ではなかったけど、依然として白濁りはあったので、ちょっと行きに迷った!(^^;;

Apogon fleurieuの成魚?
Apogon fleurieuの成魚?

ゼロ戦には4匹の成魚と2匹の若魚を見つけたのだが、やっぱり成魚はすべて尾柄部の黒帯は斑紋(アオスジテンジクダイは帯状)になっていた!!
そしてやっぱりここでもすべての成魚個体はアオスジテンジクダイのように黄色っぽくなく、すべて茶色かった。
魚は体色では判断できないものなのだが(コロコロ変わるため)、このアオスジ2型の識別には体色も参考になるかもしれない。。。(アオスジ→黄色、和名なし→茶色)
そしてアオスジテンジクダイよりもちょっと体高が低く感じる。。。

Apogon fleurieuの若魚?
Apogon fleurieuの若魚?

若魚は現場ではちょっと尾柄部の黒帯は判別に苦しんだが、帰ってからPCで標本写真と比べるとやっぱりこいつらもApogon fleurieu(和名なし)くさい。。。
アオスジテンジクダイの尾柄部の黒帯は完全に上から下まで、すべてが均一な太さの帯となっていて、それどころか上下の裾はテーパー状に広がっていて、鼓のような形(→http://www.signmall.jp/imagebank/item/big/rep_WGC-W56634.jpg)になっているのだ。
そしてApogon fleurieu(和名なし)は、黒点に近く、下や上には隙間がある。

Apogon fleurieuの幼魚?
Apogon fleurieuの幼魚?

その後、お隣、漁礁に行ってみると、こちらには早くもアオスジテンジクダイの幼魚が群れになっていた。(ラッキー!!!)
この群れの幼魚の尾柄部を観察してみると、ハッキリと帯状になっているやつと黒斑になっているやつが半々ぐらいで見られた。
そして前者は黄色っぽい体色なのだが、後者は白っぽい感じで、これは遠めから見ても分かるくらいだった。
この白っぽいやつらがApogon fleurieu(和名なし)だろうか。。。?

上:アオスジテンジクダイ、下:Apogon fleurieu??
上:アオスジテンジクダイ、下:Apogon fleurieu??

もう漁礁ではあまりエアーがなかったので、粘れなかったのだが、もう一度明日にでも行ってきて再度確認観察してみるつもり。

帰りに例の崩れ落ちたテーブル状ミドリイシを見にいくと、砂に突き刺さった部分の白化の面積が、一昨日の倍になっていた。。。
は、早い。。。(・・;)
この調子だとあっという間に全部白化してしまうのではないかと心配になる。。。


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おっ?黒潮???いい感じ♪(*^^*)

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.1
【水温】 20.6℃/20.5℃
【透明度】 20m/20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 9:25-11:03/12:01-13:33
【潮まわり】 07:45 222cm 満潮 / 14:06 -9cm 干潮 / 大潮(月齢:16.3)
【日の出・日の入】 日出06:21 日没18:29

今日はうちのスーパー常連2人とタンク下で2本。

昨日までの透明度の悪さは回復傾向で、海の色も青いっ!
水温もまた20℃台に戻り、鼻先は結構、潮が速いっ!
これは黒潮が接岸中かも。。。!!!(*^^)

中層の浮遊物も一気に減り、代わりに水面直下にクラゲなどプランクトン類がウジャウジャ!!
同じ浮遊物でもクラゲなどのプランクトン類は大歓迎!
今日は2本とも中層を漂った。。。
エクジット後にダイビング・プロフィールを見たら、平均水深が2.3mだった。。。(^^;)
しかも、ほとんど着底していない。(笑)

今回の潮のプランクトン組成はいつものようにカブトクラゲの類が多いのだが、特に大小様々なサイズのチョウクラゲが多かった。
ミズクラゲやアマクサクラゲ(?)もたまに見かけたのだが、イボダイやカイワリの仲間が着いていた。

ゲストのリクエストでクラゲにつく甲殻類を中心に探していたのだが、相変わらずクラゲノミは多く、オオタルマワシも見かけた。
そして今日、よく見られたのが鼻先が尖がっているエビ。
これがよく乗っかっていた。

クラゲ類に乗って漂流する甲殻類
クラゲ類に乗って漂流する甲殻類
アマクサクラゲ(?)に着くカイワリの仲間
アマクサクラゲ(?)に着くカイワリの仲間
オオタルマワシがコックピットに!
オオタルマワシがコックピットに!

黒潮に乗ってやってくるハダカゾウクラゲ
黒潮に乗ってやってくるハダカゾウクラゲ
黒潮の接岸はこのプランクトン類を見ても分かった。
ハダカゾウクラゲは黒潮流域でよく見られるクラゲで、これぞまさに黒潮接岸の証拠!!!
明日はもっともっと暖かい明るい海が期待できるかな。。。?(*^^)

子育て中のワレカラの仲間
子育て中のワレカラの仲間
もう1人のゲストのリクエストでもあったので、久しぶりにワレカラの里に行ってみたら、メチャクチャ成体が増えてる~!!!!
しかも、卵もちのメスもいっぱい!!!
おまけに子育て中のお母さん何匹か見られた。
まさに今が繁殖期のピークではなかろうか???

しかし、この成体たちってこの前生まれた連中だろうか。。。?
だとしらメチャクチャ成長が早いんだけど。。。(・_・;
しかも、もろに近親相姦!!!


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もの凄い数の宇宙船と小惑星の残骸を行く。。。

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 20.0℃
【透明度】 20m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 11:08-13:21
【潮まわり】 06:40 202cm 満潮 / 12:34 57cm 干潮 / 18:17 215cm 満潮 / 大潮(月齢:14.0)
【日の出・日の入】 日出06:56 日没18:07

クラゲの仲間
クラゲの仲間(クリアーバージョン)
クラゲの仲間
クラゲの仲間(黄色バージョン)
地球からイトヒキ惑星群のひとつクレナイに向かっていたのだが、今日はもの凄い数の宇宙船と小惑星の残骸が視界を遮っていた。
そう。。。宇宙の墓場に迷い込んでしまったようだ。。。
いつの間にか目指していたはずのクレナイの事など頭の中から綺麗に消え去り、気づくと有人の宇宙船探しにのめり込んでしまった。

クラゲに着くウミノミの仲間?
クラゲに着くウミノミの仲間?
クラゲに着くウミノミの仲間?
クラゲに着くウミノミの仲間?
ほとんどは無人の有機体型宇宙船のツノクラゲやカブトクラゲ、チョウクラゲ、オビクラゲなどが多かったのだが、同じ有機体型宇宙船でも花クラゲや軟クラゲ、冠クラゲの類には有人のものもかなりあった。
本当はタルマワシ人の操縦するウミタルやサルパの類を探していたのだが、いっこうに見つからない。。。(・・;)

花クラゲや軟クラゲ、冠クラゲの類を操縦するのはヨコエビ星のウミノミ人の仲間(クラゲノミ?)。
揺れてて小さいので僕の宇宙船の撮影装置ではちと大変だった。。。

明日はレンズを変えて再びタルマワシ人を探してみようか。。。
しかし、この宇宙船と小惑星の墓場ははたして明日まであるのだろうか。。。それが問題だ。。。(・・;)


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