【ポイント】 一湊タンク下No.1/春田浜タイドプール
【水温】 25.7℃/30.0℃超
【透明度】 30m/-m
【海況】 ベタ凪ぎ
【天候】 快晴
【潜水時間帯】 4:24-6:24/14:30-17:00
【潮まわり】 04:02 200cm 満潮 / 11:10 46cm 干潮 / 17:55 195cm 満潮 / 中潮(月齢:26.3)
【日の出・日の入】 日出05:18 日没19:24
また快晴の1日!
いよいよ本格的な夏の到来!!と思っていたら、今日、九州南部の梅雨が明けた。
昨日、たまたまジョーの巣穴を覗いたら、今にも孵化しそうな卵をいっぱいに抱えた子がいたので、今朝は急遽、早朝エントリーした。
今度はハッチアウト前に少しでも余裕ができるようにと、10分早く起きてスタンバイ。
しかし、待てども待てどもジョーの巣穴は開かず、日の出時間の5:18をゆうに過ぎてしまった。。。(^^;)
明日だったか。。。
その後、1時間くらいブラブラしていたら、妙なタテガミカエルウオの仲間を見つけた!
真っ赤な体色に目力のある(笑)カエルウオ。。。
直感でこれは撮り逃がしたらマズイ!と感じ、慎重に遠くから徐々に近づきながら撮影。
警戒心は他のタテガミカエルウオの仲間同様に強く、スグに水底にある亀裂(穴)の中に入ってしまった。
帰ってから調べてみると、阿嘉島・オケアノスの森山さんが10年以上前にパラオで撮ったタテガミカエルウオの仲間(http://bit.ly/lvNiCD)がまさにそれだった。
いずれにしても未記載か、日本初記録か。。。国産のカエルウオの仲間にはどれも当てはまらない気がする。。。
午後からは春田浜のタイドプールへ行った。
今年はロウソクギンポのハッチアウトも見たいと考えていて、その下見。
潮が満ち始めてかなり経っていたので、沖側のタイドプールはほぼいっぱいに満ちていて、海は時化気味だったので近寄れず。。。
手前にわずかに残っていた潮だまりに入った。
干潮時からずっと隔離されていた潮だまりはメチャクチャ濁っていて、水温も高くお風呂状態。。。(・_・;
ロウソクギンポは思い切り繁殖期に入っていた。
そこらじゅうで独特の求愛(巣穴から上下動しながら踊る)が見られたが、実際に産卵しているペアは見つけることができなかった。
割と広めの巣穴を覗いてみると、穴の中にビッシリ卵が産みつけられていた。
たまたま覗いた巣穴の卵はすでに稚魚の目玉がクッキリ出ていて、もう明日にでも孵化しそうな卵だった。
う~ん。。。明日の早朝はロウソクギンポに切り替えるか、予定通りジョーのハッチを狙うか悩む。。。
他にもシマギンポやクモギンポなどが卵を守っていたり、求愛らしき行動が見られたりと、どのカエルウオの仲間も繁殖期に入っている事が分かる。
そこに見慣れないカエルウオの仲間が。。。(・_・;
鼻先だけが真っ黒く、顔は白く黒い点々が散在。。。
なんじゃこりゃ!!!新種???と一瞬思ったけど、しばらく観察していると、それはタマギンポの婚姻色だった。
タマギンポの通常時の体色はこれ⇒タマギンポ通常時の体色
ずっと観察していたら、体色が色褪せてきたので分かったのだが、ずっとこのままだったらとてもタマギンポだとは思えない。。。(^^;)
そのままずっとこいつを観察していたら、メスが通りかかるたびに頻繁に巣穴から出て求愛のダンスを踊る。
ロウソクギンポと違って、外に思い切り出ての求愛がメインだ。
そのうちにメスのゲットに成功して、産卵が始まった!!
時間的には3-5分くらい。
メスが巣穴に入って、ある程度卵を産みつけると、今度はオスが入って精子をかける。
たまに一緒に入ったりもするが、巣穴が狭いからかスグにオスは出てきてしまう。。。
今度はもう少し透明度のいい潮の引き際に来ようか。。。
今日は完全にタイドプールに行く時間を間違えた!(ーー;)