【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 21.4℃
【透明度】 10m
【海況】 凪ぎ
【天候】 雨
【潜水時間帯】 11:06-13:04
【潮まわり】 08:50 199cm 満潮 / 15:37 15cm 干潮 / 中潮(月齢:4.5)
【日の出・日の入】 日出05:59 日没18:40
いきなり黒潮が接岸しそうな雰囲気だ。
水温はグーンと上がって21℃台!!
さらに海は完全に黒潮の縁がかかっている事を思わせるニゴニゴ状態。
明日、いきなり高透明度&ブルーな海になっていてもおかしくはない状況だ。(つまり黒潮接岸)
今日はスタッフと午前中に海へ。
ライセンス取り立てのスタッフを1人で海へ行かせるわけにもいかず、しばらくは一緒に連れて行かねばならない。
そうなるとなかなか自分の好きな潜り(生物観察と水中写真)もできないので、そこが悩みだ。(^^;)
昨日、浮遊物が凄かったので、今日は最初からプランクトン狙いでエントリー。
プランクトン類は数日ですぐに消えてしまうため、どうしてもこれは狙いたい。。。
しかしスタッフをこれについてこさせるのはあまりにも可愛そうかな。。。とも考えたのだが(^^;)、これが大正解!
まったく着底せず、ずっと上~中層に浮いて泳いだり、静止したりするのは、泳ぎや中性浮力の練習には最適だ。(笑)
むしろ、明日もこれでいいかも?とおもったぐらい。(笑)
プランクトン類はやっぱり微妙に組成は変わっていた。
特に「珍しい生物」はいなかったけど、やっぱり浮遊物観察は超面白い。
ずっと-5m以浅で浮いているので、エアーもなかなかへらないし。(笑)
プランクトン類の面白いところはその多様性だ。
種類の豊富さでは水底付近の生き物とは比べものにならないほど、多種多様な生物が浮いている。
クラゲ類をはじめとして、甲殻類や貝類などの小さな小さな幼生も沢山浮いていて、その形も大人からは想像できないところがまた面白い!
種を特定するのがなかなか難しいのがグッドだ。(^^)
また成長過程も様々で、写真の貝類なんかはもうはっきり貝殻の形ができあがっていて、浮力を得るためのものも引っこんじゃってて、いつ着底してもおかしくない状態だった。
(でもこの貝の大きさは2-3mm(笑))
また、もうひとつプランクトン類の面白いのが、浮き、漂い、分散するための工夫や利用がいろいろと見られる事だ。
例えば、甲殻類などはクラゲに乗って漂っているものがよく見られ、僕の今のプランクトン探しのメインはこれだ。
何かにしがみついて漂うのはやはり楽だし、流されやすいのだろう。。。
よくクラゲを見ると結構、いろいろ着いている。
今日は特に目新しいものは見当たらなかったが、何かが乗っていれば片っ端から写真を撮った。
でも、105mmはかなりツライ。。。(ーー;)