モニタリングサイト1000 サンゴ調査

【ポイント】 湯泊
【水温】 22.8℃
【透明度】 20m~
今日はガイドの予定だったが、あまりにも海況が悪かったため、ゲストと相談して明日に予定を切り替えた。
ゲストは急遽、白谷雲水峡へ。。。
僕は急遽、組合のサンゴ調査が行われている南部の湯泊へ。。。


今年もサンゴ調査の時期がやってきた。
屋久島スキューバダイビング事業者組合で環境庁が行っている「モニタリングサイト1000」に3年前から参加していて、島内及び周辺の島々(種子島、口之永良部島、竹島、黒島、硫黄島)のサンゴ被度を何日かにわけて、スポイトチェック法で調査する。
でも、今年も相変わらず皆で決めた実施日に限って、なぜかゲストがいて参加できない日が多かったのだが、ようやく今日は参加できた。
急だったので1ポイント目の「麦生」には加われず、2ポイント目の「湯泊」からの参加となった。
久し振りの「湯泊」は卓上ミドリイシの群落が凄くてびっくりした。
ありゃ。。。こんな凄かったっけ???
更にその周りには、いろいろなギンポ&カエルウオ類が沢山いて、思わずワクワク♪
帰りに「平内」に寄ってヘビギンポでも見ていくか。。。とか思っていたが、急遽、午後から同じポイントにタンクを背負って、カメラを持って入り直した。
北部のポイントではあまり見かけないインドカエルウオやベニツケタテガミカエルウオ、タテガミギンポもいて、これらが今日の獲物だった。。。はずなのだが。。。
エントリー早々の超浅場にネズスズメダイがごっちゃりいて、そこで早くもストップ!(笑)
真っ白い巨大成魚から小学生くらいの幼魚まで、あらゆるステージの子たちがいぱ~い!!
でも、撮れねぇ~!!
一見、凪ぎのように見えても浅所はかなりタップンタップン。
オマケに成魚は行動範囲が広過ぎっ!
追いかけていると、結局は元の場所に帰ってくるのだが、身動きが取れない浅場でこれを追うのはちと辛い。。。
結局、様々なステージの子を目の前にして、まともに撮れたのは追い詰めてやっと最短まで寄れた幼魚のみ。。。
その後、卓上ミドリイシ周りでギンポ&カエルウオ類を探す。
しかしスノーケリングで水面から見ていたサンゴ調査時は、あちらこちらで見られたはずなのだが、潜ってみると全然見つからない。。。なぜ??
不思議だ。。。(-_-;)
この卓上ミドリイシ周りにはイシガキスズメダイが多く見られる。
北部で多く見られるルリメイシガキではなくてイシガキ。
こちらも幼魚から成魚まで様々なステージの子が現在見られるが、こいつらの撮影もかなりやっかいだ。
スグに入り組んだサンゴの隙間に素早く入り込んでしまうのだ。
動きが素早いから魚の表情どころか色や形、動きを追うのも困難だ。
イシガキスズメダイの若魚(横写真)をファインダーを通して追っていると。。。
あれれ。。。いつの間にか尾鰭の付け根が黄色い。。。(-_-;)
こいつがそう。
結局別の子に入れ替わっただけなのだが、一瞬別の種類のスズメダイかと思うほどその黄色は鮮やかだった。
でも尾鰭の付け根が黄色い事以外はイシガキスズメダイそのもの。
こんな色の子もいるのは知らなかった。。。(-_-;)


Filed under: 湯泊

2 Comments

  1. 黄色テープのイシガキ若魚さん、すごい、見たい、会いたい・・・

  2. その後、6半は無事に買いましたかぁ~?
    6半だったら、まだまだ温かい海ですよー!(笑)
    お待ちしていま~す♪


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