【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 20.5℃
【透明度】 15m~
また黒潮がやや下がった模様。
一旦23℃近くまで上がった水温は、またまた20℃台に戻ってしまった。。。
これに伴って、透明度も今ひとつ。
凪ぎのホームグラウンドで「春探し」♪
屋久島は春がウミウシのシーズン!
少しづつウミウシたちが目立ってきたようだ。
久し振りにウミウシの状況を見て周ることにした。
冬場、ウミウシはあまり多いとは言えなかったが、ここ数日でチラホラと春のウミウシが目立ってきた。
代表格はウミコチョウの仲間。
春になって明らかに目立つ緑色の海藻(アオサ)。。。
季節を通して継続的に潜っていると、こうした季節的な変化を身をもって実感できるのが嬉しい。
この海藻類にキイロウミコチョウやキマダラウミコチョウ、クロフチウミコチョウなどが、ボチボチ見られ始めた。
まだ出始めで、この海藻類がボロボロになる直前のGW頃に、もっとも多い時期となる。
まったく生息環境が違うが、ムラサキウミコチョウが増え始めるのも、今の時期。
今日の1ダイブで10個体以上見かけた。
もう全盛期と言っていいくらいの多さだ。
「春の風物詩」と言えば、八丈時代からアマミスズメダイの幼魚を一番に思い出す。
今日はこのアマミスズメダイの幼魚を今季初観察した。
昨年の初観察が4月13日だったから、今年もほぼ同じような時期。(⇒屋久島海案内: 何か気持ちよかった~♪)
八丈島では1-2月頃から見られ始め、初春にかけて爆発的に増える。
しかし、屋久島ではどうも毎年4-5月に出始める感が強い。
そして爆発するのは毎年GWの頃。。。(⇒屋久島海案内: アマミスズメダイ(yg)開花宣言!)
つまり、伊豆諸島と比べてちょっと遅いかな。。。?って感じがする。
まぁ、でも間違いなく晩秋~冬にかけて産卵し、春先に幼魚が見られるわけだから、屋久島でも「春の風物詩」には間違いないのだけど。。。
あとは冬場、盛んに産卵が見られたキツネベラやヒレグロベラの幼魚登場を待つだけだ♪えへへ
どうも~です~!八丈のが早いんですね! アマミの子達は爆発的に増えてますよ~!キホシの子達も増えてきました! またちびちゃん達の季節が始まりますね~!うはっ!
そうなんですよね~
アマミに関しては八丈の方が動きが早いです!
名前はアマミ(奄美)ですが、もしかしたら繁殖&分布の中心は、屋久島や沖縄よりも伊豆や伊豆諸島寄りなのかもしれませんね。。。( ̄へ ̄|||) ウーム