【ポイント】 一湊タンク下/吉田
【水温】 26.5℃
【透明度】 20m~
昨日からのゲストも夜行バス&トッピーと乗り継いで、1泊で来島のツワモノだった。(笑)
だから、最終日の今日も16:15発のトッピー最終便に間に合うように3本を希望。
そうなると当然、早朝ダイビングが必須だ。
朝が弱い僕にとって、実は屋久島では初の早朝ダイビングだったりする。。。
でも、なかなか良かったよ!早朝!!
やっぱり朝は気持ちいい♪
結局、2日で合計6本潜られて、スグお帰りになった。
九州一円にお住みのダイバーはこんな感じで、気軽に土日利用で潜りに来て欲しいものだ。。。
一昨日、ようやく入梅した屋久島だが、2-3日天気が悪かっただけで、今日は雲ひとつ無い快晴!
気温もかなり高く暑かった。
早朝後の2本目も、いつもと比べて割と早い時間のエントリー。
今日はニセネッタイスズメダイの婚姻色を初めて認識した。
クロメガネスズメダイとまったく同じく、背中に数本の鞍状の斑が浮き出る。
この状態で、メスを自分の巣穴(産卵床)に招き入れる。
ニセネッタイスズメダイはもともと警戒心が強い種類なのだが、求愛も僕らが近づいたらスグに止めてしまった。。。
クロメガネスズメダイもそうなのだけど、どうもこの仲間は朝が産卵の時間なのかもしれない。
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3本目は「吉田」に移ったが、コブシメの産卵はやっぱりNG。
姿さえ、まったく見られなかった。
GWにあれほど大量に見られたキンギョハナダイのチビ群れだったが、一気に消えて少なくなっていた。
あの綺麗なチビ群れは幻だったのか。。。?(→屋久島海案内: 潮速っ!)
今やその場所のチビ群れの中心はタカサゴスズメダイだ。
数十匹混じるモンスズメダイ(yg)もかなり大きくなって、今は2-3cmの子が中心。
3本目のエントリーは13時ぐらいだったのだが、ウスバノドグロベラはまさに産卵直前の様子だった。
すべてのメスのお腹は卵ではち切れんばかりに膨らんでいたし、オスの求愛もかなり激しかった。
ホンソメワケベラの産卵を13:30ぐらいに見た。
通常、ホンソメワケベラは1mぐらい上昇して放卵放精するのだが、今日のペアは何だか知らないけど一旦5-6m近く上昇していったのには驚いた。
ゲストに「やつら産卵しますよ~」と教え、一緒に上昇するペアを見上げていたら、やつらはグングン上昇していって最後には見えなくなってしまった!(笑)
結局、その上昇では産卵は行わず戻ってきたのだが、クリーニングステーションからかなり離れ、あんな上層まで行ってしまって大丈夫なのか??
いくらホンソメと言えども、危なくないのか?と心配になった。
その後、スグに再び上昇し、無事産卵。。。
やはり高さは1mぐらいだった。
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実は今日は4本目もあった。。。
2本目から合流のゲストも「私も3本行きたいのですが。。。」
マ、マジっすか。。。(汗)
1日4本のダイビングは、実は屋久島では初の体験だったりする。(笑)
エントリーが16:30ぐらいだったので、デバガメするにはやや早い過ぎる時間だったのだが、オジサンはすでに産卵モードバリバリだった。
オスはドギツイ体色となってメスを誘い、繰り返し急上昇&下降を繰り返してメスに求愛する。
かなり高い位置で下に数匹のメスを従えて、潮通しのよい高台に上っていく。
従えているメスはどの子もお腹が卵でパンパン!
もう、いつ卵が出ちゃってもおかしくないぐらいの状態。
これまでの僕の経験では日没1時間前がやつらの産卵タイムだったので、ちょっと早すぎなのでは。。。(焦)と思って見ていたが、オスもメスもすでにいつ産卵してもおかしくないような状態。。。
でも、なかなか産卵には至らない。。。
オスはかなり高い位置にいるのだが、メスはまったく上ってくる気配がないのだ。
いくら準備OKでも、さすがにこの明るさではやらないのかな。。。?
特にメスにとっては、明るさはかなり重要な産卵の動機付けになるのかもしれない。
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