いろいろな幼魚が。。。

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 24.4℃
【透明度】 15m~
今日は朝から大雨で、ちょっと暗~い1日。
朝方は雷も鳴り響いていた。
昨日は超健康的に朝からダイビングした反動からか、今日は午前中ウダウダしてしまい、いつも通りの昼過ぎからノロノロと海へむかった。
思った通り水中は暗かったけど、海の色は昨日同様、綺麗な青だった。


ゲストから屋久島のベストシーズンを尋ねられると、決まって僕は6-7月頃と答える。
その理由のひとつが、いろんなスズメダイの綺麗な幼魚があちらこちらで見られ、まるで宝探しをするような楽しみができるからだ。
今年もすでにタカサゴスズメダイやモンスズメダイ、アマミスズメダイなどの幼魚が爆発状態だが、これらのスズメダイは環境的に潮通しのよいところに複数で群れるスズメダイの仲間。
このベストシーズンを彩るスズメダイ類の幼魚というのは、割と静かな水域で見られるサンゴ礁域のスズメダイたちの事だ。
その先陣を切るのがフタスジリュウキュウスズメダイやミツボシクロスズメダイ、クマノミなのだが、このクロメガネスズメダイも、ようやく増えてきた事が実感できる個体数を見るようになってきた。
この写真の子はやや成長したサイズで、1.0-1.3cmぐらいの大きさ。
このサイズでも十分綺麗だし、可愛いのだが、僕的にはちょっと旬を過ぎた感のあるサイズ。。。
僕の宝探しのターゲットはこの写真のサイズの子。
体長は7-8mmぐらいで、中にはまだ着底したてなのか、透明っぽいところも見られるような子だ。
そんなんだから、頭部のオレンジ色がより際立って見える。
う~ん。。。可愛い。。。ロリロリ。。。(笑)
スズメダイ類の幼魚は成長が早く、ガイド中にこのサイズのチビを見つけてもスグに大きくなってしまい、プライベートでカメラを持って入る頃には、よく見るサイズとなってしまってる。
ちなみにクロメガネスズメダイは現在、繁殖も盛んなようだ。
独特の婚姻色(背中にいくつかの鞍状の斑が入る)となって求愛する姿を度々見かける。
スズメダイ類の繁殖と言えば、ここ最近ナガサキスズメダイも石の下に大きな穴を開けて、巣作りをはじめたようだ。
—————-
GWのちょっと前からハナキンチャクフグやシマキンチャクフグのチビがかなり目立っていたが、今はどの子も2-3cmぐらいの大きさにまで育っている。
このシマキンチャクフグなどに擬態していると勝手に人間が言っている(笑)ノコギリハギ(左写真)のチビはここ最近目立ってきた幼魚のひとつだ。
この写真の子はすでに1.5cmぐらいにまで成長してしまった子だが、通称「ソラマメくん」と勝手に呼んでいる1cm以下の緑色の子もたまに見かける。
—————-
他にも目立ってきた幼魚を常にメモしておかねばならない。
1-2cmサイズのアジアコショウダイの幼魚も明らかにここ最近目立ってきた子だ。
毎年、よくこの幼魚が居つく場所は決まっているようで、今年も同様の環境に多く見られる。
-15m付近の砂地と岩盤の境目あたりにある窪みなどが特に多い。
他にも1cm以下サイズのブダイ類の幼魚もいろいろと目にするようになったが、これらは取り合えず、その都度写真だけ撮っておいて、今はちょっと置いとく。。。(よ~分らん。。。(笑))
近いうちにまとめます。。。
イトヒキベラ類の幼魚もようやく目にするようになってきた。
これでやっとイトヒキベラXの幼魚探しをスタートできる!
これも正直言ってよく分からない分野なので、取り合えずその都度写真だけ撮っておく。。。(笑)
近いうちにまとめます。。。
急にいろいろな幼魚が増えてきて、頭の中が混乱気味だ。


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , , , ,

No comment yet, add your voice below!


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。

Comment *
Name *
Email
Website

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください