マンツーマン・ガイド

【ポイント】 一湊タンク下/お宮前
【水温】 22.7℃
【透明度】 20m
昨日のログと今日のログを一気に書くと、何かゴッチャになっちゃってワケが分らんっ!(笑)
昨日までのゲストの皆さんは「縄文杉」を見に行ってしまい、今日はマンツーマン・ガイド。
天気をちょっと心配していたが、気持ちの良い晴天で暖かかった。
風は相変わらずの東寄りの風で、矢筈岬の東面はかなり時化気味だったが、一湊湾内はベタ凪ぎだった。


1本目はピンクフラッシャーの求愛を見に行った。
狙い通り、正午過ぎの産卵にむかって、オスは元気に求愛してた。
ツキノワイトヒキベラやベニヒレイトヒキベラも同様に。。。
昨年も思ったのだが、ベラたちは昼下がりに産卵するものが多い。
だから午前中の1本目は、あらゆるベラ類の求愛観察にはもってこいだ。
しかし、まだメスが産卵の準備が整っておらず、お腹もやや小さめ。。。
ヤマブキベラもオスがギンギンの婚姻色となってメスを誘っているが、メスのお腹はまだ産卵には程遠い状態だった。
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1本目はやや重~い潮が流れていて、行きはツムブリの群れに、帰りはイトヒキアジの巨大成魚3匹と出会った。
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クロメガネスズメダイの婚姻色を今日初めて知った!
写真がないので説明しづらいが、背中に鞍上の帯が3-4本入る。
見かけた場所は水深-15Mとやや深い。
もっとクロメガネスズメダイが沢山いる浅場ではこんな色彩の子は見たことがない。。。
多分、オスの婚姻色、もしくは興奮色だと思うのだが、ガイド中だったのでしっかり確認できなかった。
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2本目は「お宮前」へ。。。
1本目の「一湊タンク下」もそうだが、水温こそまだ本調子ではないが、水の色自体は夏の高水温時同様の薄~い綺麗なブルーで、中層移動&一気に潜降が気持ち良かった♪~(^○^)/
最近、午後にオオモンハゲブダイの求愛&産卵を盛んに目にする。
昨日は産卵を見たが、今日も「お宮前」では激しい求愛を目撃した。
オグロブダイなど冬季に産卵をよく見ていた種類はすっかり鳴りを潜め、代わりに別の種類のブダイが繁殖期に入る。。。
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これまで書かなかったが、数日前よりシコクスズメダイ、フタスジリュウキュウスズメダイ、ミツボシクロスズメダイ、クマノミの極小幼魚をあちらこちらで見かけるようになった。。。
まさに爆発状態と言っていい。
まだ爆発状態とは言えないが、ヒレグロスズメダイの極小幼魚もたまに見かけるようになってきた。
マルスズメダイの極小幼魚は今日、今季初観察♪
でも、尾鰭の長~い可愛い子じゃなかったけど。。。
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「お宮前」では珍しく、今日はウスサザナミサンゴ周辺でコブシメが8匹ぐらい集まっていた。
産卵中ではなかったが、スグ近くで求愛らしき行動は繰り返していた。
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シモフリタナバタウオの繁殖行動中と思われるペアに遭遇した。
「お宮前」の-5M以浅ではシモフリタナバタウオがあちらこちらで見られるが、通常は単体で生活しており、しかも見かけてもスグに隠れてしまうような魚だ。
しかし、今日はいつもの暗がりになんと2個体が並んで見られた。
まったく隠れる様子もなく、普段は閉じている腹ビレをいっぱいに広げて、2匹が静かにクルクル周ったり、交互に位置を変えたりしていた。
産卵中だったのか?それとも求愛中なのか?それとも卵を守っているのか?
やつらの産卵形態がどういうものなのかよく知らないのでイマイチ分らなかったが、多分、繁殖に関係する行動で間違いないだろう。。。
貴重なツーショットシーンだったが、こういう時って必ずガイド中だったりする。。。
う~撮りた~い!!(泣)


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