【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 18.3℃
【透明度】 ~10m
相変わらず水温が低く透明度が悪いわけだが、低水温期は見られないハナヒゲウツボや共生ハゼ類が出ている事を考えると、やっぱ時間によって水温が大きく変動し、同時刻でも水深や場所によって3℃近い水温差があるようだ。。。
今日もエントリーしてしばらくは20℃台だった水温が、水深を下げるに連れて17.7℃まで落ちたかと思うと、ボトムでは18.3℃。
潮が速く魚がわんさか集まるような”たまり”では、19℃ぐらいまで上ってたりともうメチャクチャだ。。。
”たまり”では温かく、魚もいっぱいいて楽しいのだが、そんな場所では例の稚魚類や極小のアミ類が異常に増殖していて、撮影どころではない。。。(笑)
今日はもう1ヶ所でもハナヒゲウツボが出ているのを確認した。
昨年も同様に見られた場所なのだが、この場所は割りと温かい潮が流れていて、出ているのも納得♪
他の昨年も見られた数ヶ所もチェックしに行ったが、結局出ているのはこの2ヶ所のみだった。
で、この2ヶ所は周辺よりも水温の高い”たまり”から近く、出ていないところはやっぱり水温は低めなのだった。
19℃がボーダーラインかな。。。?(テキトー)
GWに来るお客さんのひとりがアナモリチュウコシオリエビをリクエストしていたのを思い出し、一応確認しておく事にした。
このアナモリチュウコシオリエビも屋久島では-10mから普通に見られ、数もかなり多いため確認するほどの事はない。。。と思っていたが、これがいざ探そうと思うとなかなか目に入らなかった。
良かった。。。確認しといて。。。(笑)
アナモリチュウコシオリエビを撮っていたら、横の亀裂にピンク色のメギスの仲間が横切った。
「あっ!ピンクドティーバック!」
と一瞬思い、急いで撮り始めたら。。。ありゃ?ただのメギスくん???(笑)
屋久島に来て、「あ~沖縄に近いところに来たんだな~!」と思わせた事として、まずブダイの仲間が多い事、ニザダイの仲間が多い事などが挙げられる。
次にこのメギスの仲間が多いことにも驚いた。
メギス、ホシニセスズメはごくごく普通に見られる上に(って言うかメチャクチャ多い!!)、あとは名も無きメギスの仲間が何と多く見られる事か!
ピンク色&黄色の綺麗な子、尾鰭だけが蛍光パープルの子、綺麗な透き通ったグリーンの子などなど。。。
きっとどれも未記載種なのだろうが、こいつらがまた写真に撮れな~い!!
スグに暗がりに隠れてしまう上に、たいていは一瞬見て終わり。。。
どいつもかなりフォトジェニックな被写体なのだが、これはさすがにゲストには勧められない。。。
でも1種でも多く屋久島の魚を撮りたいコレクターの僕としては(笑)、外せない種類だったりする。
多分、この仲間だけでも8種は固い。(しげる目視調べ)
う~ん。。。何とかしてこの仲間をすべて撮りたいなぁ~
作戦を立てねば!
昨年はスズメダイ、ベラと来て、今年はブダイとニザダイの仲間を一網打尽にせねばならない!(と1人義務感に燃える。。。(笑))
で、今年もようやくニザダイ系のチビちゃんが出始めたようだ。
これらを幼魚から追っていく必要がある。
エントリー口で黄色い尾鰭の子を見つけた。
黄色い尾鰭からすかさずコクテンサザナミハギの赤ちゃん♪と思って撮り始めたら。。。
ありゃ。。。?ニセカンランハギの赤ちゃん。。。?
ニザダイの仲間はスズメダイやベラの仲間と違って、下地が無さ過ぎて、正直言ってまったく分らねぇ~!!(笑)
まぁーいいや。。。その方が楽しみも倍増っと♪
って!!
ネタ探しするんじゃねーのか~!!(笑)
気づくと普通にいる魚たちにシャッターを切るいつも通りの僕がいた。。。(爆)
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