【ポイント】 元浦
【水温】 28.5℃
【透明度】 10m
台風はかなり屋久島から離れてしまったが、風は西寄りとなり、今頃になって台風ウネリも到達し、どのポイントもウネウネ状態。
相変わらず、「一湊タンク下」は入ろうと思えば入れる状態であるが、今日は割りと静かな「元浦」に入った。(とは言ってもかなりウネウネですが。。。)
今日はとうとうやってしまった。。。
午後2時半ごろに家を出て、帰ったのは夜7時半。
潜水時間がとうとう4時間を突破。(アホだ。。。)
時計は3時間半を指していたが、行きと帰りに時計が作動しない超浅場(-1.5m)に数十分いたので、やっぱり4時間は楽に突破してる。。。(汗)
もちろん、家で待つ者はかなり心配しているわけで。。。
すんませんです。。。(反省)
これというのも、テンジクスズメダイが悪いっ!(笑)
「元浦」は何日ぶり、いや何ヶ月ぶりだろう。。。?
このポイントは島内で一番ダイバーの多いポイントなのだが、うちはよほどの事がない限り、ここに入る事はない。
なぜかって?
他に面白いポイントがあるから。。。(笑)
でもエントリーが楽で、魚もいっぱいいるので、ブランクのある方や、初心者、スノーケラーには最適なポイントだ。
しかも、珍種が出るポイントでもある。
過去にここにはヒゲハギやベンテンウオ、キビレフエダイなど、面白い魚も見られている。
ここは北部のポイントでは一番ルリスズメダイが多く見られるポイントでもある。
5月の時点では2ペア4匹が見られたが、久々に「元浦」に潜ってびっくり!
ふ、増えてる。。。(汗)
なんと大小8匹の群がりになってる。。。あわわわ。。。
今日は最初から、こんなウネウネの海だし、まだ撮っていない普通種を撮りだめよう!と誓って入ったのだが、僕にとっての初物もGETした。
それがこのニセクラカオスズメダイ(yg)
3匹でサンゴの上にいた。
追い詰めながら撮るのだが、そのサンゴからは離れることなく逃げるので撮りやすい。
でも、いったんそのサンゴから離れてしまうと、オロオロ状態なのが面白い。
潜水時間が長くなったからには何かとてつもなく面白い事があったかというと、答えに詰まってしまう。
ほとんどはこんな普通種を撮っていただけで(写真はナガサキスズメ(yg))、決してピグミーシーホースの孵化が見れただとか、ヒメヒラタイザリウオの産卵を見れただとか言う事はまったくなく(笑)、ごくごく普通種を見て、写真を撮っていただけなのに。。。
まぁ、ちょっとハマってしまった事と言えば、エクジット間際にテンジクスズメダイが恐ろしい婚姻色となってメスに求愛していた事くらいで。。。(笑)
これ、1時間くらい見てた。。。(爆)
→テンジクスズメダイってこんなやつなんだけど、これは通常時のオス。
体長が25cmくらいはありそうな化け物みたいなスズメダイ。
屋久島では-1m~-3mくらいのところで良く見られる。
その求愛がスゴかった!!
結局撮れなかったんだけど、体色は真っ黒、目玉を挟んで上下に白いラインが入る悪魔のような(?)婚姻色となって、求愛ダンスを踊る。
それは他のスズメダイと同じく上下にジグザグ踊るダンスなんだけど、体が大きいから何か迫力があってちょっと怖い。。。お、怒ってるのか?
そんな怖いダンスでメスは寄ってくるのか??と他人ごとながら心配してしまう。。。(笑)
大きな石の下が産卵床で、そこと中層を行ったり来たりを繰り返す。
しかし、もう辺りは薄暗くなりつつあるんだけど、こいつらの産卵時間ってこんなに遅いの??
スズメダイなのに。。。
海から上がったら、何か外気が肌寒かった。
しかし、日も短くなったなぁ~
もう秋かな。。。
クラカオスズメダイ
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