【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 20.5℃
【透明度】 30m~
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 14:41-16:15
【潮まわり】 04:20 170cm 満潮 / 09:50 100cm 干潮 / 15:36 191cm 満潮 / 中潮(月齢:25.8)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:33
ここ数日はかなり透明度がいい!!
ちょっと白く濁っているけど、30m先は余裕で見渡せる。
だからといって水温も上がっているわけではないので、黒潮が接岸しているようにも感じないのだけど。。。(笑)
今日は午後から1人で海へ。
1/2に見つけて以来、かれこれ6日間通い続けている赤いヒドラ。
いったい何を狙っているのかというと、この赤いヒドラに規則正しく並ぶワレカラを撮るためだ。
僕の思い描いている通りの写真が撮れれば、きっとヒドラやワレカラに興味のない方さえも興味を示すに違いない!!!という自信はあるのだけど、これがなかなか思い通りに撮れない。。。(^^;)
毎回、ピントがイマイチだったり、ヒドラの開き具合がイマイチだったり、ワレカラの状態がイマイチだったりと、なかなか納得のいく写真が撮れないでいるのだが、今日はとうとう赤いヒドラがまったく開いていなかった!!!!(゜O゜;
ワレカラが付いていないヒドラは開いていたのだけど、沢山付いているヒドラはすべてポリプが開いていなかった。。。
このヒドラのスグ横には小さなヤギモドキウミヒドラの仲間がいるのだが、枝部に何やら実のようにも見えるものが着いていたのでクラゲ体かと思いよく見ると、何か泥のようなものだった。
最近は大きく時化ていないのにナゼだろう???
一応、ファインダーを通して見てみると、何とそれはただの泥なんかじゃなかった!!
これら泥のようなものが着いている部分にはすべてヨコエビの仲間がついており、しかもどのヨコエビもこの泥のようなものに包まれていた。
これはヨコエビ自体が出したものなのか、外部からのものなのか分からないけど、いずれにしてもどうもヨコエビが自分で意図的に包まっているようにしか見えない。
なんだろ?これ。。。???
数日前まではこのような泥は付いていなかったので、最近できたものなのだろう。。。
さらにいくつかの個体は他の個体の背中に乗っていて繁殖行動のようにも見える。
普段はこういう泥のようなものに包まっているのは見たことがないので、繁殖期のみ作られる産卵床なのかな??(・_・;
ものの本によるとこうしたヨコエビの仲間の中には泥を筒状にしてそこに棲む種類もいるらしいので、多分、それと同じような感じなのだろう。。。
考えてみると、先の赤いヒドラにもこのヨコエビは沢山着いており、やはり泥のようなものも沢山付着していた。
この泥のようなものは赤いヒドラを撮る際、写真的には邪魔なものでしかないので、一度水流を送って払い飛ばそうとしたことがある。
結果的には粘性が強く飛ばなかったのだが、これってもしかしたらヨコエビたちにとっては子孫を増やすためになくてはならないものなのかもかもしれない。。。
安易に汚いから、もしくはゴミや泥が付いたヤギやヒドラ、サンゴなどが呼吸できなくなって可愛そうだからなどと言って吹き飛ばしたり、取り除いたりすると、実は他の生き物にとってはもの凄く大切なものである可能性もあるから注意が必要だと感じた。
ちなみにこの泥&ヨコエビの仲間は、肉眼で見る限りは、どんなに近づいて見てもヤギモドキウミヒドラの仲間についたゴミや泥にしか見えないです。。。(^^;)
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