子育てするワレカラモドキ

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.0℃
【透明度】 25m
【海況】 やや時化
【天候】 雨
【潮まわり】 10:01 196cm 満潮 / 16:12 71cm 干潮 / 中潮(正午月齢4.7)
【日の出・日の入】 日出07:15 日没17:33

今日は朝から雨。。。
雨の日はロクハンを粉で着るのが大変なので嫌いっ!(笑)

午後から一湊タンク下に潜りに行ったのだが、またまた時化つつある海に逆戻り。。。
冬はこの繰り返し。

今日は昨日同様の場所に保育中のワレカラモドキを探しに行った。
ワレカラモドキが着くシロガヤは屋久島では-20m以深まで降りなければならず、長居ができないのが辛い。
もっと浅いところにいればいいのに。。。

胸部で子育てするワレカラモドキ
胸部で子育てするワレカラモドキ
最初はメスの顔の上にまで幼体が乗ってた
メスの顔の上にまで幼体が。。。
保育中のワレカラモドキはあっけなくスグに見つかった。(・_・;
肉眼でもよく分かるのだが、メスの胸元付近にウジャウジャと幼体がしがみついている。。。
すげ~
お腹には新たな卵があった。
繁殖のサイクルは思ったよりも早いみたい。。。

日本動物大百科〈7〉無脊椎動物」によるとワレカラ類のメスは交尾後、卵をお腹付近の保育囊に移しここで孵化させ、幼体はこの保育囊から這い出てくるわけだが、そのままメスの胸部付近にしがみつき、一定期間(2週間以上)母親の保護下で過ごすらしい。
母親から離れた後も1週間くらいは母親周囲に留まって、他の生物が近づくと母親の体の上に戻るみたいな事を繰り返すみたい。。。(か、かわいい。。。(^_^))

つまり、ワレカラの仲間は人間同様に子育てするのだ!(お~!!)
しかも、メスが子育ての中心ってのも人間と同じ。

どうりで見た目が人間ソックリなわけだ。。。(関係ないか。。。笑)

ワレカラモドキ
しょっと!
ワレカラモドキ
よ~い、
これは別のシロガヤに移ろうとする子。
よ~い、しょっと!
ってな声が聞こえてきそうなくらい、動きが人間チックで超面白い。。。(^^;)
ちょっと猫背。(笑)

ワレカラの仲間はヤドカリみたいに交尾前ガーディングもするらしい。。。
前々から見たかった保育囊から這い出てくる(孵化する)幼体同様に、これも見てみたいな。。。
あと。。。孵化はもしかして夜かな。。。?(・_・;
早朝とか夜とかって、この時期はちと辛いなぁ。。。寒すぎ。。。(ーー;)

喧嘩中のハナキンチャクフグのオス
喧嘩中のハナキンチャクフグのオス
帰りにハナキンチャクフグのオス2匹がもの凄い派手な体色で喧嘩していた。
やっぱりメスを巡る争いのようで、近くには小さなメスがいた。

前もそうだったんだけど、やっぱりこの時間(夕方/日没1-2時間前)の喧嘩が多い。
産卵は日没前後なのかな。。。


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4 Comments

  1. 今日は昨日同様の場所に保育中のワレカラモドキを探しに行ったのだが、保育中のワレカラモドキはあっけなくスグに見つかった。(・_・;メスの胸元付近にウジャウジャと幼体がしがみついているぅ~!!すげ~!!お腹には新たな卵があった。 http://bit.ly/h42V5O

  2. わぁ…ヒゲのようにモジャモジャしてるのは幼体だったんですね(゜∇゜)確かにヨイショって感じで、何だかおじいちゃんぽいです(笑)ガーディングて何ですか? RT @mori_umi:【今日の屋久島の海】 子育てするワレカラモドキ http://twd.ac/hTIfol

  3. 未知の領域なので面白いです。綺麗な写真、ワレカラモドキですRT @harazaki: 今日は昨日同様の場所に保育中のワレカラモドキを探しに行ったのだが、(・_・;メスの胸元付近にウジャウジャと幼体がしがみついている。腹には新たな卵があった http://bit.ly/h42V5O


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