【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 21.9℃
【透明度】 10m
西の風。
今日も一湊湾内はかなり時化気味。。。
水中もかなりうねって濁っていたが、-20mぐらいまで下りるとそれほど気にならなかった。
屋久島の名前を冠するヤクシマキツネウオという魚がいる。
屋久島では大抵のポイントで見られ、だいたいいつも同じ場所で100匹ぐらいの群れを形成している。
ほとんどはメスだと思われるのだが、その中でオスはだいたい10匹ぐらいだろうか。。。
有名な幼魚が見られ始めるのが初夏なので、この魚の繁殖期は多分他の多くの魚と同様に春~初夏だと思うのだが、オスは1年中婚姻色(興奮色)を呈している。
ただ、その興奮色は濃くなったり、薄くなったり(褪めたり)を繰り返す。
ただ漠然と群れているように見えるのだが、一応テリトリーでもあるのか、他者が近づくとグングン興奮色になりながら、そいつに近づいていく。
写真は同じ個体の体色変化の様子だ。
左写真はバリバリの興奮色を呈したオスなのだが、尾鰭の上葉が真っ赤に染まり、体側に沿ってブルーのラインがクッキリ浮き出る。
顔の辺りには蛍光イエローの部分もあってとても綺麗で怪しい感じだ。。。
Googleなどで「ヤクシマキツネウオ」で検索してこのページにきた方は想像していた体色の魚じゃなくてビックリしている事でしょう。。。(笑)
スミマセン。。。<(_ _)>
多分、その想像している魚は蛍光ブルーに体側に沿って蛍光イエローのラインがある魚なのでは?(*^^)
それは幼魚ですね。。。
これがヤクシマキツネウオのオスになります。(^^)
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