【ポイント】 川(No.3)
【水温】 12.2℃(淡水の水温です!)
【透明度】 -m
今日は午後から晴れ間も見え、穏やかな1日。
海もベタベタに凪ている。
今日は2010年初潜り。
といっても川でスノーケリングだけど。。。(笑)
昨年末にとうとう解らなかったヤクシマカワゴロモの花を再度認識するべく、川へ行ったのだが。。。
もちろんアユはすでに産卵期も終わって、最悪は1匹もいないのでは??くらいに思っていたのだが、なんといつもの産卵場所には30-40匹がいて、それなりに激しく産卵しているではないか!!(-。~;)
さらにその瀬よりも約80-100m上流の瀬に目的のヤクシマカワゴロモが多数生息しているのだが(生息最下流)、その真下の静かな淵にアユがまだ100匹前後群れているではないか!!(・_・;
この群れはアユの産卵を観察し始めた頃から溜まっていた連中なのだが、すでに次々に下の瀬に下りて産卵に参加して、もういなくなっているかと思っていたのに。。。
この群れは基本的に小型の若魚っぽい子が多いのだが、大きな個体も多数混じっている。
アユは1年魚。
つまり、この小さいと思われる連中は多分、例の産卵中、卵食いがメインの仕事である(笑)産卵に参加しないチビ・オスたちではないだろうか?
つまり、まだまだアユの産卵期は続くのであった。
このアユの産卵と並行してずっと観察していたヤクシマカワゴロモという急流域で生育する植物。
鹿児島県の天然記念物に指定されていて、12-1月に花を咲かせるのだそうだが、これがメチャ小さな花で蕾の状態は確認したものの、どれが開花した状態なのか解らずにいた。
しかし、植物に詳しい地元の方に聞くと、もう開花していると言う。。。
花の詳細を聞いて、今日はかなり気合を入れて”咲いた”花を探したが、結局現場ではまったく解らなかった。。。
一応、これかな?というものは片っぱしから撮って、帰ってから確認したところ、ようやく解った!!
左の写真には2つの花が並んでいて、左側が蕾の状態、右側が開花した花だ。
そう。。。これで開花なのだった。。。(-。~;)
でも確かに植物の花としての仕組みはしっかり備えていた。
蕾が剥けて出てきた膨らみの部分が子房でこれが受精後、発育して果実となる。
きっとこの中に雌しべがあるのだろう。。。
その左側に出ている茎みたいなのが雄しべだ。
これで解ったのだけど、いや~現場ではまず肉眼で開花を確認するのは困難だ。
ルーペやレンズもテレコンがいる。。。
小さ過ぎてピント確認も困難なくらいだ。
帰りに小さな魚の群れを見つけた。
え~!!もうアユの子供たちが???などと思ったが、そんなはずもなく、よくよく見てみるとボラの子供たちだった。
アユは今産卵期で、春頃に子供たちが遡上してくるわけだが、ボラの子供たちはもうこんなに大きくなって、500-1000匹くらいの群れを作っていた。
そういえば。。。ボラの産卵ってどんなだ???時期は???
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