納得!でももういなかった。。。(-_-;)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 27.3℃
【透明度】 25m
昨日の北西時化も治まり、今日の一湊湾内は凪ぎっ!
天気は相変わらず悪いが、透明度は昨日よりも回復傾向。。。


現在、鹿児島大学の研究者が「キンセンイシモチ(ドット型)」をA. holotaeniaではないか?と詳しく精査しているのだが、先日、このブログへの記事(テンジクダイ合宿 – Field Note  ~屋久島の海と川の記録~ – HARAZAKI.NET)にどーらさんから「ミスジテンジクダイのライン型とされている種がA. holotaeniaで、キンセンイシモチ(ドット型)はまた別の種類なのでは?」というコメントをもらった。
さらにどーらさんがインターネットで塩基配列(なんじゃそりゃ?(笑))をダウンロードして分子系統解析をしたものを見てみると、妙に納得できた。(^^)
“なんちゃら遺伝子(笑)による進化系統”よるとキンセンイシモチ(ドット型)はキンセンイシモチ(ライン型)よりも、むしろミスジテンジクダイ(ライン型)と近似らしい。。。
実は僕は前々からキンセンイシモチ(ドット型)は、屋久島で見る分にはキンセンイシモチ(ライン型)とはまったく似ておらず、むしろ屋久島でたまに見かけるある不明種とよく似ているため、これとよく混同していた。
この不明種をたまたま9/14に見かけたのだが、その時は残圧が少なくまともな写真が撮れなかったので、今日は再トライしに行った。
3週間も経っているだけに、もう厳しいかな。。。と思っていたが、案の定、見に行ってみると、時すでに遅し。。。
まったくその姿を見つけることができなかった。(-_-;)
tenjikuu.jpg仕方ない。。。9/14に撮ったものを一応アップしておきます。。。
これがミスジテンジクダイ(ライン型)といっているものだろうか。。。?
こいつだったら、現場で見る分にはキンセンイシモチ(ドット型)とよく似ている。
少なくともキンセンイシモチ(ライン型)よりは。。。(^^;;
———
hirehagi.jpgウスサザナミサンゴ群落の中でヒレナガハギのチビを見つけた。
近似のゴマハギの幼魚は初夏から夏にかけてよく見かけたが、ヒレナガハギは成魚もよく見られる割には幼魚はゴマハギほど多く見られない。
この綺麗な黄色は成長するに従って黒ずんでいく。。。


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4 Comments

  1. これです、これです!!!
    ちゃんとした写真を初めて見ました。
    馬渕先生はこれをミスジテンジクダイ(ライン型)としていますが、僕はこれはキンセンイシモチ(ドット型)の近似種だと思っていて、「茶色いキンセンイシモチ」と呼んでいます。
    1度だけ伊豆でこれの幼魚と思われる個体を確認しています。
    ミスジテンジクダイとキンセンイシモチをまとめたファイルを今から送りますね。

  2. お~!やっぱりこれでしたかぁ~!
    こいつは屋久島ではたまに見かけます。
    屋久島で見るキンセンイシモチ(ドット型)は、キンセンイシモチ(ライン型)よりも、むしろこいつにクリソツなんですよね。。。(-_-;)

  3. しげるさん。。
    はじめまして、、西伊豆で潜っているおしざわです。
    どーらさんに教えてもらって見に来ました。。
    いいですね〜、、こいつです。
    このテンジクダイを探しています。。
    写真UPありがとうございました。。

  4. > おしざわさん
    はじめまして、、ではないですよね。。。?(^^;;
    おしざわさんもテンジクダイに嵌っているのですか?
    この写真を見て「いいですね〜」なんて言う方は、きっとお二人ぐらいかと思うのですが。。。(笑)
    屋久島ではこのテンジクダイは結構見かけるんですよ。
    いざ、探してみよう!と思うとなかなか見つからないのですが。。。(笑)
    過去の写真もちょっとチェックしてみようと思っています。


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