【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 24.4℃
【透明度】 20m~
雨が降ったり止んだりの1日。。。
夜には前線上の低気圧が通過して、大雨と暴風!
一時は台風の最接近も恐れていた日だったのだから、まぁヨシとしよう。。。
午後から1人でお遊びダイビング。
天気も悪かったので、マクロに切り替え、手前の浅場をのんびり小物探し。。。のはずが、アオサハギのチビを撮って、クマノミのチビを撮って、ウスサザナミサンゴを観察して終わり。
2時間も潜っていて、これってどうなん???(^^;;
どうもタンクの無駄遣いをしているような気がしてならない。。。
遺伝的に近いサンゴ同士(つまり親戚同士のサンゴ)は融合しあうようで、例え折れて落ちてもその受け皿になるサンゴ群体と融合して、最後にはひとつになると研究者の方から聞いて、約1ヶ月前に実験してみたことがある。
一湊タンク下にあるウスサザナミサンゴ群落は-6mから-12mにかけての斜面に広がっていて、このサンゴ群体同士の血縁関係を知りたいと思い、最下部の-12m付近にあるサンゴ片を無作為に2つ拾って、これを最上部付近の群体の上に試しに置いてみた。
そしたら、なんと見事に融合して、ガッチリ着いていた。
遺伝的に遠いと白くなって嫌がっている雰囲気が見て感じられるそうなのだが、それはまったく無し!
ちょっと引っ張ったくらいではびくともしないぐらい、キッチリと融合していた。
もうひとつはサンゴとサンゴの接点が「点」だったため、スグに取れてしまったが、こちらも間違いなく融合していた。
無作為に違う場所から拾った2つのサンゴ片なので、この一湊タンク下のウスサザナミサンゴ群落はすべてが遺伝的に非常に近い関係である可能性が強い。
(もしくはこの種類のサンゴは遺伝的に遠くても融合するのかもしれないけど。。。)
そう考えると、1ヶ月前に掃除した生きたサンゴ群体の上に無数に落ちていたサンゴ片はみんなそのままでも良かったのかもしれない。。。
1つの群体ごと下の群体の上に落ちて散在した連中は、そのまま放置すれば良かったのかも。。。(-_-;)
しかし、サンゴって産卵してもあまり遠くへは分散しないのかな。。。?
この大きなウスサザナミサンゴ群落のすべてがみんな親戚関係にあるのなら、今回壊れて地盤がむき出しになっているところにもスグに親戚筋の卵が着生しそうだ。。。
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