【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.1
【水温】 23.3℃
【透明度】 ~30m
GWの忙しさも今日まで。。。
フタを開けてみるとなかなかグッドコンディションなGWだった。
昨日だけちょっとすぐれない天気だったが、あとは快晴の毎日で、海もベタ凪ぎ!
透明度も青さも最高だった。
今日は団体さんをスタッフに任せ、常連さん2人を連れてビーチから2本。
というか1本???(笑)
というのもエアーもそろそろ無くなりそうな1本目の最後に産卵床を綺麗に掃除しているクマノミ夫婦に出会ってしまい、これはまもなく産卵が始まりそう!という事で、スグにタンクを代えて2本目のエントリー。。。
2本目は浅場でずっとクマノミの産卵観察してた。。。
まだダイバーズウォッチも1本目の状態が継続中。
なので、エクジットした時には総潜水時間は3時間半と表示されていた。。。(笑)
急いで行ってみるとまだ産卵は始まっていなかった。
相変わらずオスメス2匹で産卵床を丁寧に掃除中。
イソギンチャクも産卵床にかからないようにギュウギュウと奥に押し込めていた。
たまに産卵床の上をまるで卵を産むかのように体を滑らせ、入念な産卵リハーサルを繰り返す。。。(笑)
12:14産卵開始!
最初の1粒がこれ。(笑)
でも、これはスグに、何と。。。!メスが食べちゃった!!
|||||/( ̄ロ ̄;)~||||||| まじ~~~
産卵はまずはメスが一筋、二筋、卵を産みつけるとそのあとをオスが追い、精子をかけていく。
この辺は他のスズメダイとまったく一緒。
最初の頃は卵がたまにポロポロと剥がれ落ちるのだが、これはこのオスメスが食べちゃう。
しかも、1粒たりとも無駄にせず、必ず食べてしまうのが凄い。。。(-o-;
産卵床には次々に真っ赤な卵が産み付けられていく。。。
どんどん増えていくのが分かって面白い。
まだ疎らなので、ちょっと大きなウネリがあれば吹き飛んじゃいそうな弱々しい卵だ。
みるみると産卵床が真っ赤になっていく。。。
ここまでの所要時間は1時間。
まだまだ産み続けていたが、ちょっと寒くなってきたので、1時間半ぐらいで切り上げた。(笑)
クマノミの産卵は最初から最後まで見たことがなかったので、一度ぜひ見たかったのだが、さすがにまだ水温は低過ぎっ!
耐えられない。。。(-o-;
途中で若い男が2匹、どこからともなくフラフラとやってきたのだが(間男?)、これは猛烈な勢いで追い払っていた。
この追い払いは通常、人間や大抵の動物では同性のオスが行うことが多いと思うのだが、クマノミは違う。
夫婦2匹で追い払う。
むしろ、メスの方が激しく追い立てていたほどだ。(笑)
ところが、僕らダイバーが至近距離まで近づいて観察しても、まったく気にもかけずに産卵を続ける。(写真)
普段はダイバーが近づいただけで猛烈に怒って噛み付いてくるのだが、割と産卵時は寛容なようだ。。。
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