ヤツシの里、最近の状況

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 24.0℃
【透明度】 ~20m
相変わらず4月としては高水温の日々が続いているのだが、透明度だけはイマイチ。
何か白濁りしていて、視界は悪い。
でも晴天も手伝って、水中は明るい♪


yatututut.jpg今日はNo.1ブイ下の泥ハゼの状況を見に行った。
ここはここ2-3年で一気に泥化が進んでいて、僕が屋久島に来た6年前は綺麗な白い砂地だったのだが、今ではちょっと手を着いただけでボワァと砂ぼこりが舞い上がる。
生息するハゼ類も一気に様変わり!
それまではダテハゼの仲間しかいなかった砂地が今では砂泥底に多いヤツシハゼの仲間が占拠してしまい、今や泥ハゼ天国になりつつある。。。
冬の間にちょっと砂が削られたようで、今まで砂の下にあった岩がむき出しになってしまったりしていた。
低水温期はほとんどこの砂地でヤツシハゼ類は見られないのだが、水温の上昇とそもに増えてくる。
久し振りに行ったのだが、いや~まだまだだなぁ。。。
例の背ビレに斑紋がある未記載種(日本のハゼ未掲載)だけが1匹見られた程度で、まだまだ面白い砂地とは言えない状況。。。
kenka.jpg先端まで出てみるとヤマブキハゼが面白いことをしていた。
2匹がすべての鰭を広げて、口も大きく開け直立で穴の周りをグルグル回っていた。
最初はオス同士の喧嘩かと思ったが、しばらくすると1匹はその穴の中に入り込み、1匹は何事も無かったかのようにその穴の入り口で佇んでいた。。。(・_・;
ヤマブキハゼの産卵生態はよくは知らないが、これは雌雄で、結婚(繁殖)前の儀式的なもの(ダンス)ではないかと感じた。
1匹はお腹がかなり大きかったし。。。(抱卵中?)
その後、近寄ったらもう1匹も穴の中に引っ込んでしまった。
しばらく粘ったが、エアーも底を尽き、帰らねばならない状況に。。。残念。。。


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