アオスジテンジクダイの産卵

【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 23.5℃
【透明度】 ~15m
暖かいのだけど、1日中、曇り空。。。
やっぱり、どんどん透明度が悪くなっていく。。。(・_・;
白~く濁ってしまって、かなり視界が悪い。。。


僕は毎日潜って何をやっているかと言うと、それはもちろん(?)季節的な変化を探している。
しかも当たり前の季節変化を確認して「今年も予定通り。。。!」と胸を撫で下ろしながら、ウロついているのだ。(笑)
hirohiro.jpgここ数日で一気にアマミスズメダイの幼魚の数が増えた。
至るところで綺麗で可愛いアマミスズメダイの1cm以下サイズのチビを見かけるようになった。
チビにもしっかりテリトリーはあるようで、ちょっと撮影のために近づくと隣のチビのテリトリーに逃げ込むのだが、進入した途端に、そのチビは猛烈に追い払われる。。。(・_・;
ミナミヒロウミウシやヒロウミウシが増えるのも今の時期だ。
ちょっとした岩の暗がりを覗くと、沢山着いているのだが、黒潮がかかり始めると一気にいなくなるのが面白い。。。
aosujiii.jpg今日はアオスジテンジクダイの産卵に立ち会った。
もうかれこれ2週間前くらいからテンジクダイの仲間のオスはみんな卵をくわえ始めていたのだが、産卵自体もかなり活発だ。
今日は隣接する2ヶ所で2ペアが産卵しそうな気配。。。
1つのペアはスグに産卵してしまい(13:50ぐらい)、ついシャッターチャンスを逃してしまった。。。(-_-;)
その後はオスの口の中に卵が定着するまで、ずっとメスが傍らに寄り添い、自分の産んだ卵が落ちないように目を光らしていた。
たまにゲホッ!トオスが卵を落としそうになると、メスがすかさずこれを体全体を使って阻止する。
そりゃそうだ。。。自分が産んだ卵がボテっと落ちたら最後、この周辺は魚影が濃いので、一気に他の魚たちの餌食になるだろう。。。(笑)
オスの口の中に入った卵は定着までかなりの時間を要した。
産卵後、60分近くここにいたのだが、それでもまだオスは卵をくわえながらゲホゲホやっていた。
おかげでそれをずっと見ていたものだから、結局今日のダイビングはここで終わってしまった。。。
隣のペアは結局、僕がいる間は産卵は見せてくれなかった。
オスはアゴを動かしたり、メスは時折オスの前でプルプル震えたりして、かなり怪しかったのだが。。。
ちなみにアオスジテンジクダイは産卵時も産卵後もメスの方が超積極的だった。(笑)


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