【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 24.4℃
【透明度】 ~30m
低気圧の通過に伴い、午前中は凪ぎていた一湊湾内も風が西にまわってからかなり時化てきた。。。
水温はグングン上昇して、場所によっては25℃台に達しそうな勢いだ。
ここ2日、事前に撮りたいと決めていた被写体を順々にまわるだけのダイビング。
でもなかなか思うような絵が撮れず、ガックリしながら帰る日々。。。(笑)
ナガサキスズメダイが繁殖期に入った。
少し前から産卵床の形成は観察していたけど、今日は-20m付近でオスの婚姻色&巣穴への呼び込み(求愛)を今季初観察。
急いでカメラを構えるけど、驚くとスグに求愛を止めてしまって、なかなか婚姻色は撮れず。。。
そのまま浅場のナガサキスズメダイたちも見たけど、特に求愛しているようなオスは見られなかった。
ジョーフィッシュもボチボチ見られ始めた。
ジョーフィッシュは基本的に屋久島では季節モノとか流れモノというわけではなく、超普通種なのだが、水温が低い時期は完全に蓋をして穴の中に閉じこもってしまうので、なかなか見られない。
それが水温が23℃を越えた辺りから、蓋を開けて思い切り顔を出している子がボチボチ見られ始め、GW~初夏にかけてそこらじゅうで見られるようになる。
繁殖の最盛期は5月から6月にかけてで、それが終わるどんどん目にする個体が減っていく。。。
つまり、屋久島ではジョーは水温の上昇とともに冬眠(笑)から醒め、”繁殖行動のために”外に顔を出すようになるのだ。
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