【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 23.2℃
【透明度】 20m~
昨日の大時化からかなり静かになったと思われた一湊湾内だったが、いやいやまだまだかなり時化てる。。。(-_-;)
セットで入る大ウネリはかなり大きく、-20m付近まで横揺れが激しかった。
1日、とてもよい天気だったのは唯一の救い。。。
この時期の海は変化が激しいので、潜っていて楽しい。
レアモノや珍種はどちらかというと黒潮が完璧にかかっている夏場の方が多く見られるけど、僕はこの時期の海が一番好きだ。
冬の間、ちょっと寂しかった海中がいきなり活き活きとしてきて、元気のなかった魚たちが冬眠から醒めたかのように行動が活発になる。
水温の上昇と共に、多くのテンジクダイの仲間が繁殖期に入った。
どの種類のオスも口の中に卵をくわえているのが見られる。
ただ、どの種類もまだ産まれたての卵のようで、こぼれんばかりに育った卵をくわえている個体はほとんど見られなかった。
なかでもアオスジテンジクダイはここ2-3日、思い切り外に出ているペアが多く見られ、何匹かのメスは産卵しそうな気配。。。
小刻みに体を震わせたりするのだが、何ヶ所かでしばらく観察してみたりしたが、産卵は見られなかった。
もう少し気合を入れて粘ってみたかったのだが、ちょっと深過ぎ。。。(-_-;)
テンジクダイの中でも繁殖期が微妙にズレるのか、アオスジテンジクダイやミナミフトスジイシモチなどはほとんどの個体が卵をくわえていたが、リュウキュウヤライイシモチ、キンセンイシモチ、スダレヤライイシモチ、ヤライイシモチなどではまだ卵をくわえたオスは見られなかった。
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