【ポイント】 一湊タンク下No.1
【水温】 19.9℃
【透明度】 20m~
今日の北部もベタ凪ぎだ。
今日も西部調査に誘われたが、午前中いろいろと野暮用があって午後から1人でタンク下へ。
昨日、タンク下に入った同業者から、コブシメの産卵がかなり盛り上がってきたと聞き、迷わずフィッシュアイを着けてエントリー。
昨日は7匹がサンゴの上に陣取り、産卵やケンカが行われていたと聞いていたが、行ってみると1匹もいない。。。(-_-;)
ど、どうすんだよ。。。フィッシュアイなんか着けてきちゃって。。。
今日のタンク下は浮遊物が多く、透明度もイマイチ。。。完全にワイド日和ではない。。。
仕方なくそのままブラブラと砂地へ出て通称「小パッチ」と呼ばれる根に行き、ドクウツボやクマノミなんかを撮ってから帰路に着くと。。。
「小パッチ」の隣のハマサンゴの上でケラマハナダイのオス同士が大喧嘩を繰り広げていた。
フィッシュウォッチングをしていると、よく「こいつらはいったい何のためにこれをやっているんだ??」という場面に遭遇する。
ケラマハナダイのオス同士の喧嘩もそう。
たまに見かけるのだが、大抵はハーレムのボス・クラスの大きなヤツではなく、若いオス同士(1次オス?)。
その喧嘩は正面から噛み付き合ってその場でクルクル回転するのだが、ひとしきり回転すると離れ、またスグに噛み付き合って回転する。
見ていると大きさも同等だが、その優劣も同等のようだ。
つまり一方的な喧嘩ではなく、Aが激しく噛み付いているかと思えば、次の喧嘩ではBが優勢、そんな感じで僕の目から見ていても永遠に勝負はつかないような喧嘩なのだ。。。(笑)
これをずっと繰り返し止めない。
喧嘩中は周りが一切見えていないようで、近づいても逃げないばかりか、カメラのポートの先端に何回もヒレが当たってしまうほど、近くに寄れる。
で、当たってもまったく逃げず、またスグに噛み付き合いを始めるのだった。。。(-_-;)
途中、近づき過ぎて、間に割って入ってしまっても、また僕の脇をすり抜けて目の前で噛み付き合いを始める。(笑)
つまり、警戒心がないのでは無くて、まったく周りが見えていないのだ。
そんな感じでずっと噛み付き合いを繰り返しているものだから、僕もずっと付き合った。(笑)
結局、判定は。。。引き分け!。。。って当たり前!(ーー;)
このケラマハナダイの若いオスの噛み付き合いはいつ見ても、その行動の意味が不明だ。。。
どうせ毎回引き分けだし、やるだけムダじゃねーか?これって。。。
オス同士の喧嘩はともかく、すべて、良い写真ですね~
こんな、写真が撮りたいのですが・・
ありがとうございます。(^_^)
通常、ケラマハナダイはフィッシュアイでこんなに寄れないのですが、喧嘩中はぶつかってくるくらいなのでかなり撮りやすかったです。
思わず、この喧嘩に150枚近くシャッターを切りました。(笑)