ペガススベニハゼ(新称)

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 22.9℃
【透明度】 ~25m
水底はややヒヤッとして水温は23℃くらいだったが、浅場は温かい!
25℃前後はある。


flammeum.jpg今日はゲスト無しだったので、まなみもお休みにして、お店は閉店。。。
僕は午後から一湊タンク下へ潜りに行った。
今日は第3次ベニハゼ調査をしようと、昨晩から考えていた。
水温が上がって変なやつが出ているかもしれない?
そう考えると、エントリー前から“o(* ̄o ̄)o”ウキウキ♪
ま~一時的に黒潮がかかったとは言え、スグに変なベニハゼが入ってくるわけもなく、結局今日はいつものメンバーと顔を合わせただけだった。
-25m前後のオーバーハングした暗がりには、黄色い斑点のオオメハゼ(笑)が今日もいた。
やはり水温が上がるとちょっとやそっとでは引っ込まないから、かなり寄れる。。。
このハゼはオオメハゼとは違うなぁ~とは思いつつも、相変わらず研究者の方に写真を送ることもせず、自力で浅場のオオメハゼとの違いを見出そうと頑張っていたのだが、最近知り合った研究者のSさんから、これはTrimma
flammeum(英名:オレンジスポッティド・ピグミーゴビー)ではないだろうか? との事。
しかし、相変わらず僕にはオオメハゼとの違いがよー分からん!(笑)

-25mラインはこのオレンジスポッティド・ピグミーゴビーとホシクズベニハゼが優占していて、特に新たなベニハゼも見つからず、そのまま浅場へ。。。
pegasusu.jpg浅場でも特に新たな発見は特になく、-10m以浅で優占するオオメハゼや最近和名がついたペガススベニハゼなどを撮った。
ペガススベニハゼは屋久島では-10m以浅で最も多く見られるベニハゼで、それ以深ではまったく見ることはない。
他地域では僕の知る限り、西表島、八丈島、伊豆大島、伊豆半島、柏島などで見られているが、どこも数は多くないらしく、屋久島以外では稀種のようだ。
現時点では沖縄本島や奄美大島での観察例を聞かないので、これはまさに黒潮がキーワードになると思う。
黒潮は台湾から沖縄諸島や奄美群島を経ずに屋久島近海に到達し、本州の南岸を八丈島の方へ流れていく。。。
つまり、屋久島の海は沖縄や奄美ではなく、東南アジアや台湾の影響をダイレクトに受けると考えている。
そんな屋久島特有の環境だからこそ多く見られる魚こそが、僕が追い求めている「屋久島ならでは」の魚のひとつになると思うのだが、今回のペガススベニハゼはまさにストライク!(笑)
稀種や珍種は地域によって違うので、これを追い求めたところで他地域では普通に見られたりする。
なので、むしろ僕はこうした屋久島では普通に見られる魚を「屋久島ならでは」として積極的に紹介していきたいと思う。


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