日に日に膨らむ謎のテンジクダイの群れ

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.1
【水温】 23.4℃
【透明度】 ~30m
今日も梅雨らしい雨の1日。
台風ウネリもいくらか落ち着いて、今日はまずまずの凪ぎ?
また突然、水温が上がった!
昨日は20℃を切る勢いだったのに、今日は24℃に迫る水温!
何だこの一晩で4-5℃の差は~!
また黒潮が一時的に当たっているのかな。。。?


今日は「写真家たちの日本紀行」という番組収録のために、水中写真家のトヨ~ダさんと番組スタッフの方々が来店。
1日目の今日は川を潜って撮影&ロケを行う予定だったが、一昨日からの大雨で川は激流&ニゴニゴ状態で撮影不可能!
川ロケは最終日に延期となり、午後からまなみとタンク下に潜りに行った。
josan.jpg昨日、無事に今季2回目のハッチアウトを終えたジョーくん、どういうわけか、20cmぐらい横に新たな巣穴を作り、今日は最初そこにいた。
新たな卵をくわえているか確かめるために、いつものように多少プレッシャーを与えるとスグに巣穴を飛び出て、前の巣穴に移ってしまった。。。(-_-;)
さらにプレッシャーを与えると、今度はまた新しい巣穴に。。。
そんな事を何回も繰り返しているだけで、いっこうに卵はくわえなかった。
どうやら今日はまだ新しい卵はくわえていないようだ。

hatatatemasu.jpg何やらとても綺麗なハタタテサンカクハゼが目に留まったので、しばらく見ているとどうも近くにいるメスに求愛しているようだった。
メスの前に来ると頬を膨らませてすべての鰭を拡げ、細かく上下動させる。。。
何かヘビギンポの求愛にも似た感じ。。。
この綺麗な体色も婚姻色だったようで、体の黄色い斑点もいつも以上に綺麗で背ビレや尻ビレも蛍光ブルーに染まっていた。

一昨日のLOGでも触れたが、ここ1週間で-6mぐらいの場所にあるオオハナガタサンゴ周辺には巨大なテンジクダイの幼魚の大きな群がりが突然出来上がった。
それも今も日に日に数は増えていき、もう無視できないくらいの数になってしまい、ちょっとした見物になってしまった。。。(-_-;)
数万もの幼魚群れは、視界を塞ぎ、前方はまったく見えないほどの群がり!
夏場のゼロ戦のスカシテンジクダイの大群れなど目じゃないほどだ。
そこにナンヨウカイワリたちがアタックする様子かなり迫力がある。
こんな光景は僕が屋久島に来て以来、初めてのことだ。
スカシテンジクダイやキンメモドキならこうした群れはよく見るので納得だが、このテンジクダイが何者なのか分からない。。。
ここまで多いと今年はこの種類の成魚がかなり幅を利かせそうだが、種類が分からないので、困っている。。。
これがそれ。
頭部の斑紋などからネンブツダイ?とか思ったけど、そんな温帯種は今までまったく見たことがないので、確信は無い。。。
伊豆ダイバーの皆さん、ネンブツダイの幼魚ってこんなん?
tenjiku1.jpgtenjiku2.jpg


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