こいつも青くなるのだ。

【ポイント】 一湊タンク下No.2
【水温】 19.0℃
【透明度】 ~30m
北西風は緩まり、今日の一湊界隈はベタ凪ぎなのだが、依然として天気はどんよりと曇り、かなり寒~い!!
こんな日はとにかく6半を着る瞬間が一番寒くて辛いっ!!(あっ、粉で着てますっ!)
とうとう水温はこの冬一番の冷たさまで下がってしまった。。。(-_-;)
浅場は20℃台はキープしていたが、ボトムの水温は18-19℃!!
陸も海も寒~い!!!


今日も例の1/21に撮った不明種を撮りに行った。
今日は数匹出ていたのだが、相変わらず警戒心は強く寄らせてくれない。。。
でも、分かった。。。こいつって。。。オオメハゼじゃね~の???
胸鰭の付け根の2つの斑点がどの個体にもしっかりあった。
そっか。。。体の斑点がこんなに黄色い子もいるのか。。。(-_-;)
浅場で見られる子たちとはえらい違いだ。
今日は揺れも収まったせいか、ちょこちょこベニハゼ類は外に出ていたが、-20m前後から最優占するホシクズベニハゼ(新称)やメガネベニハゼ(新称)ばかりで特に目新しいベニハゼは見られなかった。
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1/21のログ(⇒2年前から進んでいないベニハゼの仲間(-_-;) )でちょっと触れた和名のないTrimma cf. annosumとされる子は、屋久島では-10m以浅ではオキナワベニハゼをしのぐ最優占種であちらこちらで見られるベニハゼだ。
まだ和名もない子が最も多く見られ普通種だというのも屋久島らしい。(笑)
cf2.jpgこのTrimma cf. annosumとされる子(写真)は、個体によって(状況によって?)青くなるので、中にはこれまでアオベニハゼ(仮称)と呼ばれている未記載種と僕の中では混同している子がいるかもしれない。。。
写真の子の青はまだまだ薄い方だが、それでも青っぽくなっているのは分かるかと思う。
もっと青々している時もあるし、まったく青くない時もある。
一時はアオベニハゼ(仮称)は屋久島には浅場に沢山いるよ~!!と言っていた時期があるが、これも怪しくなってきた。。。(笑)
一時、お宮前の浅場(-6m前後)で沢山いたアオベニハゼ(仮称)が、夏になって一気にTrimma cf. annosumとされる子に変わっちゃった事がある。(笑)
でもこれら浅場で見られる青いベニハゼがすべてTrimma cf. annosumとされる子だったとしたら、納得できる。
過去にこのログで掲載したアオベニハゼ(仮称)の写真は2枚あった。
・ おいおい。。。また歩いちゃったよ。。。(-_-;) : 屋久島ダイビングLOGS
・ まったくガイドしてません。。。(-_-;) : 屋久島ダイビングLOGS
これって間違いなくアオベニハゼ(仮称)なのだろうか。。。?
ちょっと心配になってきた。(-_-;)
もう少し同一個体を追ったり、過去のデータを調べたりして(いつ青い個体が多かったのか?)、観察してみますね~♪
cf1.jpg最近毎回、浅場に帰ってくると必ずカメラを向ける極小ベニハゼがいる。
大きさは多分1cmにも満たない小さな子なのだが、位置的に真ん前からしかとれない上になかなか寄らせてくれないため、種類が特定できなかったが、これって多分Trimma cf. annosumのチビだと思っている。
写真を見ると青いからアオベニハゼ(仮称)!と言ってしまいそうになるけど。。。
こいつも横位置から撮れるまで、粘ってみます!
って言うか、警戒心が強過ぎて寄れないんだよなぁ。。。


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2 Comments

  1. 昨年、11月、伊豆大島(秋の浜)で見させてもらっています。
    キレイな「ベニハゼ」~早く、和名つかないかな。
    いろいろと観察しておいて・・

  2. くらさんのブログ見ましたよ~!
    確かにこのベニハゼと同じ種類の子ですね!!
    こいつの国内での分布は僕の知る限りでは、西表島⇒西伊豆⇒八丈島⇒屋久島⇒柏島、そして今回の伊豆大島!
    これで6ヶ所になりました。。。
    イマイチ、分布がよく分からない種類です。。。(-_-;)


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