ジョーが卵をくわえる仕組

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 25.4℃
【透明度】 ~10m
南東の風がメチャ強い!
通常、この風では一湊湾内はベタベタに凪ぎるのだが、あまりに強い風だったので湾内も風波でバシャバシャしている。。。
先にタンク下に入った同業者情報によると、ウネウネしていて透明度が悪いと聞いていたのだが、別に昨日とあまり変わりなかった。
激しいのは水面上だけで、水中は結構静か。
透明度の悪さは凪ぎの昨日と変わらない。
この強風はまだ水中に影響を与えるほどではなかった。


futoyagi.jpg昨日に引き続き、八放サンゴの仲間にはまった。。。(-_-;)
今日の被写体はフトヤギの仲間でポリプが紫色のやつ。
潮はそれほど速いわけでもなかったが、ポリプは全開だった。
こちらはニクイロクダヤギと違って、可愛さがなく、派手派手な印象だ。

joe003.jpg先日、見つけた-20mの卵をくわえたジョー。
卵をよく見ると稚魚の目玉がよく見える。
相変わらず、卵をくわえている状態では警戒心が強く、なかなか頭を出してくれない。。。(-_-;)
ここの子はもうスグ孵化しそうだが、さすがに-20mでは粘れないため、この子は観察対象としては却下!
帰りに同業者情報で5/29に卵を再びくわえ始めたホシカゲアゴアマダイを観察。
まだ卵は透明感がなく、こちらの孵化はもう少し先のようだ。
しばらくゲストがいないので、孵化観察を狙うならこいつかな。。。
一度ストレスを与えると即座に卵をくわえるのだが、それはメチャクチャ早いのでビックリする。
卵を巣穴の奥に置くのではなく、飲み込んでは出し、飲み込んでは出しを繰り返しているのではないか?と思ってしまうほどの早さなのだ!
巣穴にライトを当てて、よ~く観察してみると、こんな仕組みらしい。。。
卵は巣穴の最下部の方に置くのではなく、穴の中ほどに棚みたいになった部分があり、ここに卵を置いているようだ。
ストレスを与えると即座に卵のある棚より奥に1回引っ込み、下からその卵をくわえる様子が外からでも分った。
早いはずだ。。。


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