久し振りにダイバーの姿が。。。

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 18.7℃
【透明度】 15m
天気もよく、海も池凪ぎっ!
波ひとつない海だった。
今日は和江と栗生へ行く予定だったのだが、思い切り寝坊して行けなかった~!
さすがに午後から往復3時間かかる栗生へ行くのはちょっと。。。
仕方ない。。。今日も一湊タンク下の浅場を見るか。。。
天気も良く池凪ぎの一湊タンク下は珍しく他のダイバーの姿がぼちぼち見られた。
何日ぶりだろう。。。他のダイバーに会うのって。。。

訂正:
2007年1月25日のフィールドノートで書いた記事(⇒ヨコバサミ間違い???ヽ(~~~ )ノ ハテ~)について、Hermit Crabs Worldの有馬くん(伊豆大島・グローバルスポーツクラブ)より間違いの指摘を頂きました。
まず”シダラミギキキヨコバサミ”という和名なのですが、これは標準和名ではなくアクアリストなどが勝手に呼んでいる和名のようです。
「和名テロ撲滅推進協議会(本部・富戸)」会員・「標準和名が定着するまでありえないあだ名で呼ぼう協会(本部・屋久島)」会長としては(笑)恥ずかしい限りなのですが、これについてはまったく知りませんでした。。。”シダラミギキキヨコバサミ”が標準和名だと思っていたのです。。。(-_-;)
無知ほど怖いものはない。。。を痛感した次第です。
なお、このヤドカリは学名のPseudopaguristes shidarai自体は間違いないようで、標準和名がつくまでは当サイトでは「ミギキキヨコバサミ属の一種2」とさせていただきます。
次にヒメヨコバサミ属の一種(Paguristes monoporus)とした種類についてなのですが、これは今現在ミギキキヨコバサミ属に移行しているようです。
つまり学名:Paguristes monoporusは間違いで、Pseudopaguristes monoporusが正解です。
なので当初と変わらず、このヤドカリについては和名がつくまで当サイトでは「ミギキキヨコバサミ属の一種1」とさせて頂きます。
以上、訂正でした。


今日も例の超浅場となる入り江へ。
今日は昨日疑問をもった近似のクリイロサンゴヤドカリとセグロサンゴヤドカリの棲み分けっぷりを調べた。
入り江まで行く間もずっと岩壁沿いに-2mぐらいの水深をキープしながら、クリイロサンゴヤドカリとセグロサンゴヤドカリを探していく。。。
ここは何と100%セグロサンゴヤドカリでクリイロサンゴヤドカリなんて1匹も見なかったので、ちょっとヤバイ。。。と青ざめた。
そりゃそうだ。。。昨日まで全部クリイロサンゴヤドカリだと思っていたのだから。。。
ところが今度は入り江に着くとこれが全部クリイロサンゴヤドカリ~!!
解り易いほど完全に棲み分けてる。。。(-_-;)
この”入り江までの浅場”と”入り江”は水深自体はまったく変わらない。
どちらも-1m程度だ。
違いは何か考えてみたのだが、”入り江までの浅場”はヤドカリ自体が生息している場所は浅くても、その下はスグに落ち込んでいて(つまりドロップ)、ボトムの水深は-5mぐらいあるのだ。
たまにボトムでもこのセグロサンゴヤドカリを見かけた。(落ちたんだと思うけど。。。)
ところが”入り江”は足の着く水深で辺り一帯が超浅い。
これが大きな違いだろうか。。。
それからクリイロサンゴヤドカリのいる場所の方がやや水流や波が強い気がする。。。
入り江はほんと100%クリイロサンゴヤドカリだった。
老成から幼体まで成長ステージは様々。
今日は新たな種類はまったく出会うことがなかったので、ずっとこれを撮っていた。(笑)

ちょっと若い子はまだ足などに白い部分が多く、先端付近の茶色い点々が印象的だった。
割とこのステージの子は多くて、そこら中で見られた。
むしろ、ごつい老成の個体に会うのが珍しいほどだ。

クリイロサンゴヤドカリも幼体になると栗色部分はメチャクチャ少なく、むしろ白色サンゴヤドカリと言いたいぐらいだ。
最初のうちは毎回、ファインダーを通して見て、目柄が青い事を確認しようやく安心するってな感じだった。
こういう小さな子を見る度にちょっと心配事が。。。
これって小さな子になればなるほど、どんどん真っ白くなるんじゃねーの???(-_-;)

浅場で最優占していると言ってもよいほどのヤドカリとしてウスイロサンゴヤドカリ(写真)が挙げられる。
ここ入り江でもツマジロサンゴヤドカリと並び最も多いヤドカリだった。
このウスイロサンゴヤドカリが写真を見て分る通り、真っ白なヤドカリなのだが、もしかして最小クラスのクリイロサンゴヤドカリって肉眼ではウスイロサンゴヤドカリと見分けがつかないのでは???
つまり、これまでウスイロサンゴヤドカリだと思っていた子の中にクリイロサンゴヤドカリが混じっているかも。。。!
早速、これまでウスイロサンゴヤドカリの幼体として完全に無視していた子たちを片っ端からよく見てみたのだが、どれもウスイロサンゴヤドカリで間違いなさそうな子たちばかり。。。
結局、クリイロサンゴヤドカリの極小個体は見つからなかった。
う~ん。。。多分、クリイロサンゴヤドカリの極小個体は真っ白だと思うんだよな~
さらにハサミ腕の間接が黒いグアムサンゴヤドカリの幼体も一緒に混同していそうな気が。。。(-_-;)
更に成体がこれだけ似ているセグロサンゴヤドカリの幼体時ってどんなだろう。。。
こいつも真っ白かったりして。。。???


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