入り江の奥へ!

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 18.7℃
【透明度】 15m~
今日はよく晴れて気持ちのいい1日だったが、海の中は依然として低水温。。。
ヤドカリ生活17日目。
今日はいよいよ一湊タンク下の最浅部へ。。。
サンゴのお山のスグ近くに入り江みたくなっている場所があって、ここがこのポイントでは一番浅い水深がとれる。
ヤドカリは魚以上に水深による棲み分けがしっかりしているようで、これまではあまり見た事のないヤドカリが優占種の上位3位ぐらいまで占めてしまうような感じだった。

もうお気づきの方も多いかもしれませんが、これまで「屋久島DIVINGLOGS」として毎日続けていたブログはURLが変わり、このhttp://sea.mori-umi.net/となり、「森と海」のホームページ内に格納しちゃいました。
今後はここで簡単なダイビングログと、それだけでなく、お知らせや海況速報などその他諸々をすべてここに書こうと思っています。
これまで行っていた生き物の観察を中心とするフィールドノート的なものは、1つの独立サイトとしてパワーアップし(笑)、前のURLであるhttp://sea.mori-umi.jp/で行うつもりです。
ただ今、前のURLであるhttp://sea.mori-umi.jp/はリニューアル中につき、アクセスしても今のこのページにリダイレクトされます。
もう少しで完成なのですが、過去のLOGのデータ整理でまごついています。。。(多過ぎっ!)
もうしばらく、お待ちくださいませ。。。
なおフィールドノート的なものが復活するまでは、ちょっとマニアックな気のあるヤドカリなども(笑)ここで今まで通り続けます。
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やはり浅場にはクリイロサンゴヤドカリ(右写真)がメチャクチャ多かった。
な~んて水中では思いながら、実は目柄の色をまったく見ていなかったので、近似のセグロサンゴヤドカリ(下写真)の存在なんてすっかり忘れていた。
なので、沢山いたこの手のヤドカリはほぼすべて頭の中でクリイロサンゴヤドカリ(右写真)として処理し、ほとんど写真は撮らなかったのだが、帰ってからPCで写真を見てみると。。。

げっ!セグロサンゴヤドカリも何匹か写ってるし。。。(-_-;)
ここで一応整理すると、クリイロサンゴヤドカリは目柄の色が青く、セグロサンゴヤドカリ(下写真)はオレンジ色だ。
次回の課題!
クリイロサンゴヤドカリとセグロサンゴヤドカリの分布割合と両者の生息環境の違いや棲み分けを調べるぞぉ~!!
何か楽しそう♪

ほんとヤドカリの水深による棲み分けは魚以上かもしれない。
この浅い入り江は最後のどん詰まりまで来ると足の着いてしまう水深で、転石&岩場となる。
ここで圧倒的な数を誇っていた最優占種は、今までのヤドカリ調査では1回も出てこなかったクロシマホンヤドカリだった。
なのにここには、ある一角をぱっと見ただけで数十匹以上のクロシマホンヤドカリがウジャウジャ固まっていた。
周辺を含めると数百匹と言っても言い過ぎではない数がいる。
どうせクリイロサンゴヤドカリが優占するだろう。。。という当初の予想は大はずれ!
何とホンヤドカリ属のヤドカリが勝ってしまった。。。
しかし、こいつは動きが早いっ!(笑)

ユビワサンゴヤドカリ。
このヤドカリだったら知っている方も多いかもね。。。
このヤドカリは確かに綺麗だぁ~♪
でもダイビングではなかなか会わないヤドカリでもある。
それは生息水深が-1m以下だからだ。
タイドプールなんかに行けばいっぱいいるのだが、さすがに一湊タンク下では厳しいかな。。。そう思っていたが、いた~!!!
でも確かに通常のダイビング水深ではない事は確か。。。
普段は立ち入る事のない入り江の奥の方に入ったら、結局足が着いてしまうのだが、そこにいっぱいいた。


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