こいつの擬態こそ。。。(汗)

【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 20.4℃
【透明度】 ~15m
風も弱く、海もようやく凪ぎた。
ここのところあまりにも寒く、そして雨が降ったり止んだりしていたので、海に行く前に必ずロクハンを着てから家を出ていたが、今日はポイントに着いてからゆっくり着ることができた。
水中の方はエントリー口こそやや濁っているものの、ちょっと外に出ると10-15mぐらいの透明度はあった。
写真も撮りやすい。


今日はあまり遠くへは行かず、近場でゆっくり普通種を中心に撮ることにした。
もう屋久島に来て700種近く撮っているが、まだまだ浅場にも撮っていない魚は沢山ある。
「いつでも撮れる。。。」その気持ちがあると、普通種はなかなか撮らないものである。
ここ数ヶ月、一湊タンク下の-15m付近にいるテングチョウチョウウオの若魚。
時化後もまだ同じ場所で元気だった。
割と稀とされるチョウチョウウオだが、やっぱり屋久島でもその数は多くない。
というか、僕自身もこの個体で2個体目だ。
ところが、先日、ポイント調査で初めての海へ入った時(→屋久島海案内: NEWポイント調査)、大きなテングチョウチョウウオの成魚ペアに会ってしまった。
確かに数は少ないのかもしれないが、屋久島では繁殖もしているのかもしれない。
でも、普通種とは言いがたいけど。。。(笑)
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先日、カモハラギンポ擬態のニジギンポの話をしたが(→屋久島海案内: バレバレなんですけど。。。(汗))、そしたらカモハラギンポに擬態して何の得があるの??とのご意見を頂いた。
確かにそうだ。。。
でも、有名なこいつの擬態(?)こそもっと疑問だ。
クログチニザの黄色いタイプ(下左写真)はヘラルドコガネヤッコ(下右写真)に擬態(?)しているなどと言われているが、こいつこそ「何のために??」である。
屋久島では同じような水深でこの2種類が並泳していたりする。
大きさも同じくらいだし、肉眼では黄色の色合いもそっくりだ。
遠目ではまったく分らない。
近づいて見て、ヘラルドコガネヤッコの目の下(正確には横)にクマができているのを確認して初めて気づくくらいだ。(笑)
一湊タンク下の浅場では、この2種はいつも同じような場所で見られる。


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