【ポイント】 一湊タンク下
【水温】 29.5℃
【透明度】 20m
今日はまた「一湊タンク下」に戻って3本。
本当はボートでまた「黒瀬」に行きたかったけど。。。
気になっていた台風8号は更に北進を続けていて、屋久島には当たることなく大陸まで抜けそうだ。
ひとまず直撃の心配はなくなっても、その影響はかなりある。
南部はだいぶ時化ているようだし、北部も東寄りの強風で矢筈岬東面の元浦なんかはかなり波立ってきた。
一湊湾内はおおむね凪ぎだが、水面は風でパチャパチャしているし、風の当たる沖合いは白波が凄い。
明日帰る予定のゲストはもうドキドキだ。。。
反面、今日到着のゲストは余裕顔!(笑)
11:00到着のゲストが来る前に早めのスタートで1本目。
「一湊タンク下」の浅場でウダウダ過ごす。
ゲストが黄色いジョーフィッシュの前で30分も粘っているので、僕は1人遊ぶ。。。(笑)
そう言えば、最近目立ってきたスズメダイ類の幼魚として、アサドスズメダイが挙げられる。
至る所で数匹が集う光景が見られ、なかなか可愛い♪
でも、たいていのダイバーには無視されてるけど。。。(笑)
あらゆるブダイ類の幼魚が増え始めてすでに2ヶ月近くが経過し、どの種類も2cm以上に成長した子が多く見られる。
イロブダイも例外ではなく、今はある程度大きくなった子がそこら中で見られる。
ところが、今日は極小チビ(5-8mm程度→写真)をあちらこちらで見かけた。
普段、あまり丁寧に見ていないだけかもしれないが、確かに今日は多かった!
イロブダイは屋久島では成魚が見られない。。。って事はみんなもっと南の島々から流れ着いた子たちなのだろうが、一気にそんな潮が入り込んだのだろうか?
モンガラカワハギは屋久島では普通に見られる魚だが、1ポイントで見られる個体数自体は決して多くはないと思っている。
なぜなら、いつも同じ個体を見ているに過ぎないからだ。
(モンガラカワハギ科の魚すべてに言える事だけど。。。)
そんなんだから、幼魚を見ることも実は意外に多くはない。。。
この子は数日前から「一湊タンク下」に居ついた子。
無事に成長できるかな?
2ヶ月前くらいから、-20m以深ではツキノワイトヒキベラやクレナイイトヒキベラ(右写真)の幼魚があっちこっちで見られているが、今はどいつもだいぶ大きくなってきた。。。
イトヒキベラXの幼魚と思われる子も例外ではない。
結局、今年は未だに1cm段階の子たちからイトヒキベラXの幼魚を見出せずにいる。
今は3cmぐらいの子が目立ち、このサイズなら十分イトヒキベラXの幼魚(若魚?)を見分けることはできるけど。。。
今年も結局、極小サイズから成長段階を追うことは出来ずに終わりそうだ。。。
ゲストがもう1人加わってからの2本目はホタテツノハゼ狙いだったが、結局今日はどの子も警戒心が強く、じっくり撮らせてくれない。
代わりにオニハゼを撮ったりしながら待つが、なかなか出てきてくれなかった。
当店ではその日の終わりにゲストが撮ったデジカメ画像を任意で見せて頂いている。(Field Note用の画像探し→通称「検閲」(笑))
中には面白いものが写っていたりするから、この「検閲」は欠かせない!(爆)
今日もゲストの写真に何気なく写っていたガラスハゼのペア。
1枚の写真からは何とも言えないが、これって産卵直前の写真では。。。?(汗)
何で呼んでくれなかったんだよぉ~~~~
僕のカンでは、これって粘ってれば、きっと産卵が見られたかもしれな~い!(涙)
残念。。。
[…] 風が強~い! (0) […]