【ポイント】 お宮前/一湊タンク下/一湊タンク下
【水温】 29.1℃
【透明度】 30m~
空は晴天!風は気持ちの良いそよ風!海はベタ凪ぎ!水温はなんと29℃!透明度も30mOVERか?
水中は青々して気持ちいい!そこに太陽光が差し込むとキラキラしてメチャ綺麗♪
ってな具合で、今日の屋久島は最高のコンディション。
ただ、あまりの暑さに6mm半のウェットスーツではちょっとキツくなってきた。。。
セッティング時はかなり暑い。。。
明日からタープでも張るか。
1本目はビーチエントリーで「お宮前Part2」へ。
エントリー口から泳ぐこと20分!
(やっぱ、ここはボートポイントだ~!!!(笑))
中層(というか凪ぎの海をほぼ表層)を泳ぐと、-35m付近がよ~く見渡せる。
今日は最高に透明度がいい。
まっすぐ差し込む太陽光がまぶしい。
屋久島で最大のスミレナガハナダイのハーレムは-25m付近にある。
オスだけで20匹以上!
み~んな怪しい婚姻色となって踊り狂う様はかなり見応えがある。
2本目は「一湊タンク下」へ。
とにかくまた泳ぐ!(笑)
こんな気持ちの良い日は泳ぐに限る。
沖のイトヒキの里・奥の院ではまたピンクフラッシャーのオスが復活した。
単なる感だが、どうも前の個体とは違うような。。。
クレナイイトヒキベラやツキノワイトヒキベラも見られた。
今日の僕の産卵アンテナはかなり冴えまくっていた!
行きと帰りとで3種類のベラの求愛から放卵放精に至る過程をタイミングよく見る事ができた。
いや~かなり調子いいぞっ!(笑)
まずはリュウグウベラの産卵。
八丈島ではよく見ていた産卵だが、屋久島では初めて見たかも。。。
オスの急上昇&急下降の求愛に合わせて、4-5匹のメスが根の頂上付近に集まってきた。
オスに導かれるようにして、フラフラとメスが続いて昇っていく。
産卵時は水面直下まで急上昇ののち、放卵放精!
2-3発の打ち上げ花火(つまり放卵放精)を観察。
やっぱり豪快なリュウグウベラの産卵でした。。。
安全停止中のウスサザナミサンゴ周辺では色々なベラの産卵が見られる。
今日はオニベラの産卵。
これも初めて見た産卵かも。。。
体に白い横縞の入ったオスが激しく泳ぎまくっているので、スグに目に付いた。
あまりの興奮ぶりにスグに産卵すると直感したが、メスの姿がまったく見当たらない。
突然、現れたメスとすばやい上昇&放卵放精!
あっという間の出来事だった。。。
最後はエントリー口直下で海藻に紛れてイチャつくイナズマベラが。。。
イナズマベラは本当に「イチャつく」っていう表現がぴったりだ。
産卵前、オスはお腹の大きなメスの上にピッタリくっついて、一緒に小刻みに上下動しながらホバーリングする。
他のベラ類のオスのように本能をむき出しにして、胸鰭をバタバタさせたり、メスを追い掛け回したりしない。
ピッタリくっついた状態で、頭部をたまにブルブル震わせる。
かなりよ~く見ないと分らないのだが、これが求愛か??
で、そのまま2匹がタイミングを合わせて50cmぐらい上昇、そして放卵放精!
その間は一瞬だ。
しかし、前の2種と比べ、イナズマベラの産卵はメチャクチャ目の前で見ることができる。
30-50cmぐらいの距離まで顔を近づけても警戒心を持つことなく、産卵してくれる。。。
魚によって、産卵の形は様々だ。。。
3本目は浅場でのんびり、スズメダイ三昧。。。
屋久島で見られるスズメダイを片っ端から紹介して周った。
今は幼魚も多いので、幼魚&成魚を比較できるのがいい。
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