いい湯だな~♪

【ポイント】 横瀬/漁礁&ゼロ戦パッチ/一湊タンク下
【水温】 28.5℃
【透明度】 30m~
すげ~温かい。。。って言うか6mm半だと暑いっ!
そろそろ限界だ~
-6mの浅場なんて30℃もあった。。。お湯だ。。。(笑)
28.5℃ってのは水底の水温で、ほとんどは29-30℃とかなりの高水温だ。
これだけ温かいと水中でウダ~となってしまう。。。
求愛&産卵を見てると眠くなってくる始末。(爆)


Tさん滞在の最終日。
今日もベタ凪ぎだった。
結局、この4日間は毎日が最高のコンディションだった。
今日は無理やりボートダイビングに連れ出した。
ずっと「一湊タンク下」でも良いのだが(笑)、潮の速い屋久島の海も見てもらわねば。。。
1本目の「横瀬」は僕自身も数回目。
やっぱりここは面白い!
何と言っても水深がとれるのがいいっ!(笑)
スジハナダイ、カシワハナダイ、ベニハナダイなどハナダイ類のまとまった群れは、屋久島ではやっぱボートで繰り出さないと厳しい。。。
カシワハナダイは美しい婚姻色で求愛していた。
××mまで降りたが、特に目立った発見はなかった。
深場は1度、1人で調査しないとダメかな。。。
前に屋久島では潮通しの良いポイントにでると、Theコガネスズメダイはまったく見られず、すべてが近似種ばかりとなってしまう。。。と書いたことがあったが、訂正~!!
「横瀬」の最沖部まで出ると、すべてがTheコガネスズメダイだった。。。(焦)
コガネスズメダイの近似種は一湊湾内から沖へ出る境目辺りに集中して生息。
(潮が速くなり始める辺り)
湾から出て完全に潮の通りがよくなるやや深度のあるような場所では、むしろTheコガネスズメダイが優占しているようだ。。。
2本目は漁礁&ゼロ戦パッチへ。。。
一昨日はビーチからエントリーしたが、今日はボートでアクセス。
やっぱりボートが楽だな~と言っていたら、ゲストはビーチから行った時の方が面白かった!と一言。。。
僕的にはエアーや減圧を気にせずゆっくり出来るボートアクセスが安心なんだけど。。。(笑)
2回目のパッチでは前回紹介しなかった魚を片っ端から指していく。
アオスジテンジクダイ、アオハナテンジクダイ、ベラギンポ。。。
普段、この砂地ではハゲヒラベラがそこら中で見られるが、今日はいろいろなテンスの仲間が目に付いた。
ホシテンス、テンスモドキ、クロテンス、ヒラベラ。。。
お~!!今まで気がつかなかったけど、ヒラベラ。。。結構いるのでビックリした。
クロテンスはホシテンスとシノニム(同物異名)だとされるが、本当だろうか?
見た目はまったく違うテンスに見えるのだが。。。(焦)
この砂地にはクロテンス(ホシテンス)も多く見られる。
「一湊タンク下」の砂地には意外にテンスの仲間は多い。
他にもヒノマルテンスやホンテンスモドキ属の一種なんかもよく見られる。
今日は透明度が良かった上にボートでのアクセスで余裕があったので、前に変なスズメダイのいた場所を探してみた。(→屋久島海案内: まずいよなぁ~
そしたら、意外に近かった!!
相変わらず流木が横たわり、更に成長したそのスズメダイもいた。
このスズメダイ、一応瀬能さんに同定に出していたのだが、以下のような答えが最近やっと返ってきた。

●オキスズメダイですね。大瀬崎でも撮影記録があります。本来は開けた内湾に生息する種で、沖縄島では中城湾の定置網などにたくさんかかります。サンゴ礁域での記録はほとんどありません。

との事。。。
やっぱりオキスズメダイなのかなぁ~?
う~ん。。。
いずれにしても屋久島で見られるスズメダイが1種増えた!
前にこの場所にいたアザハタ(yg)の姿は見られなかったのは残念!
まだ撮ってなかったのにぃ~!!!
シーズン中は何かと珍しい魚をガイド中に見かけるが、なかなか撮りには行けない。。。(泣)
最後はリクエストのホタテツノハゼを見るために、ホームグラウンドの「一湊タンク下」で締めくくった。
Tさん、お疲れ様でした!


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