モンスズメダイの怪

【ポイント】 一湊タンク下/志戸子
【水温】 26.0℃
【透明度】 20m
連日の長時間ダイビング3本ではさすがにお疲れのようで、今日はのんびりペースで2本。(笑)
2本目の帰りには温泉にも寄って、ゆっくりした1日だった。


1本目は「一湊タンク下」のやや沖に。。。
何か最近、沖は毎回ちょっと潮が速い。
ホタテツノハゼやハナヒゲウツボを見ながら帰路につく。
沖に出る時は毎回、一気に移動して帰りにウダウダ。。。の計画なのに、潮が速いせいかエアーの減りも早く、帰りも一気に浅場に帰らなきゃならなくなるのであった。(笑)

浅場に帰ってくるとクギベラが求愛の真っ最中!
しばし、クギベラの行動を観察。。。
数匹のメスを下に従えながらオスの動きはかなり激しいのだが、メスはなかなかその気にならず。。。
「もう帰ろうよ。。。」そう思うのだが、今回のゲストはそれを許さず。(笑)
結局、1匹のメスと産卵するまで、30分以上は粘ってたような。。。(汗)
ハーレム内のメスすべてとの産卵を見ようと思ったら、12Lタンクではちょっと厳しい。
他にはオトメベラやセナスジベラなんかも怪しかったが、もしかして沖になど出ず、ずっとここにいた方が良かったか。。。?(爆)
エクジット直前、またまたメアジ(?)の大群に囲まれた。
2本目は久々の「志戸子」へ。
現在、午後はかなり潮がひくので、エントリー時は干上がった隆起サンゴの上をかなり歩く。。。
今回のゲストはどこのポイントに行っても、魚の怪しい行動を指し示すと、ありえない時間立ち止まってしまう。。。(笑)
「さて、先に進みましょう!」とこちらから強引に誘わないと、ずっと見ていそうな勢いだ。
ここではアカニジベラ(右写真)やタコベラの求愛が怪しかった。
海藻(ミル)の草原から出たり入ったりしながらオスはメスのスグ上でホバーリング。
ハーレム内の数匹のメスを順序よく周りながら、求愛を繰り返す。
ベラ類は日中に産卵する種類が多いが、アカニジベラは割と遅く、日没1時間前ぐらいの産卵が多い。
とすると、今日はちょっと早すぎる。。。
通常なら「う~ん。。。まだまだやりそうにないので、諦めましょう!」とでも言って、強引に先に進むのだが、今回のゲストはクライマックス(放卵放精)よりもその過程(求愛や駆け引き)を見たがる方たちなので、安易に声をかけられない。。。(笑)
あっ、そうそう!
今日はミヤケベラを見つけた。
屋久島初記録だ。
。。。と書くと「え~!!私、何回も見てるよ~!!」と言ってきそうなゲストがいると思いますが、え~当店では写真がないと却下です!(笑)>tomiさん
今回は写真があるよ~!
強引に撮ってもらった。。。

この「志戸子」の沖にはモンスズメダイが沢山見られるのだが、彼らの体色変化には毎回驚かされる。
通常は右写真のように尾ビレが真っ白な子が知られているかもしれない。
図鑑でもこの体色が載っているし。。。

ところがこの白い尾ビレ、実は簡単に真っ黒になる。
というか、真っ黒い時って結構多い。
今日も中層で群れるほぼすべてのモンスズメダイが真っ黒だった。(右写真)
こうなると追い掛け回しても、ほっといてもずっと黒い!


右写真のようなやや黒ずんだ子を見ることが一番多いかな。。。
今日は1~2匹そんな子が見られたけど、あとはみ~んな真っ黒!
どんな時に黒くなって、どんな時に白くなるのかは、何だかまだよく分からない。。。
キホシスズメダイなんかは中層から水底や岩場に下りてくると、黒っぽくなったりするが、モンスズメダイはそういうわけではなさそうだ。
う~ん。。。???


志戸子のキンギョハナダイの群がりに、ウメイロモドキのチビが何匹か混じっていた。
これはホームグラウンドの一湊タンク下ではなかなか見られない光景だ。。。


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2 Comments

  1. 初記録??
    ヒドイなー、信用されてない?(笑)
    ベラが苦手な私でも、好きな種類だけは
    わかりますよ~。

  2. ダメ~!!却下!!(笑)
    当店の懸賞金制度は厳しいのだ!!
    って言うか、そんな制度無いけど。。。
    つーか、やろうかな。。。懸賞金制度。。。
    初記録でその日のダイビングフィーから1000円割引ってのはどうでしょう?
    あっ、もちろん証拠写真付きで。。。(爆)


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