デバガメ

【ポイント】 一湊タンク下/お宮前/一湊タンク下
【水温】 26.6℃
【透明度】 20m
朝、割と風が弱かったので、ボートダイビングを決行!
それでも徐々に風が強まってきたので、先に「お宮前」へエントリー。
これが正解だったようで、エクジット時にはやや時化気味の海へと変わった。
そして、今日はどこもやや潮が速かった。
ウネリと潮流で、なんとなく落ち着かない海だった。


珍しく潮の速い「お宮前」だった。
いつもはエントリー後、一気に沖へ出てそこからタラタラと水深を上げながらダイビングをする事が多いが、今日は沖に出るのも一苦労。。。
中層移動を諦めて、途中で早々に水深を下げ、地を這う事に。。。
でも、潮が速いと魚の動きも活発で、僕は好き♪
クロヘリイトヒキベラやマルスズメダイ、ハナゴイなんかは元気に中層を舞っていた。
でも、カゴガキダイはちょっと違う。
通常はこの場所で縦に広がる群がりを形成するが、今日は横に広く広がっていた。
潮に負けてる。。。(?)
オブシメの産卵はすでにピークを過ぎ、日中めったに産卵行動を見る事はなくなった。(たまに見かけるが。。。)
でも、ウスサザナミサンゴを覗いてみると、毎日卵は見られる。
お宮前では枝サンゴの中にも卵を産んでいるようだ。。。(下右写真)
しかし、こんな風に卵は見られるのに、この時期、産卵自体はなかなか見られない。。。
夏場、やつらはいつ産卵をしているのだろうか。。。?
早朝?日没後?
春に比べるとかなり産卵時間をシフトしているようだが、産卵自体はまだ行われていると思われる。


2本目は漁礁&ゼロ戦パッチへ。
今日のツバメウオの数はせいぜい15匹くらいか?
何となく寂しい漁礁だった。
ゼロ戦パッチはいつものように賑やかだったが、今日はちょっとその周りにも目を配ってみよう。。。
このパッチは砂地のど真ん中にあり、この砂地にはハゲヒラベラが沢山見られる。
またたまにヒノマルテンスを見かけるのだが、きっとこの辺りに棲み付いている子だろう。。。
あとはたまにホシテンスの幼魚やホンテンスモドキ属の一種やテンスモドキも見られる。
さらに今日はクロテンスを発見!!
クロテンス=ホシテンスとされているようだが、僕にはそうは見えない。。。(焦)
そして、ベラギンポもよく見られる。
このパッチに棲む小魚にむかって、たまにミサイルが何発か発射されるのだが、これはオグロエソ。。。
パッチの周りを取り囲むようにして、四方八方からミサイルが放たれる様は結構カッコいい♪


3本目はサンセット。
デバガメ(産卵観察)狙いで3時間ほど休憩を取ったあと、6:00ごろエントリー。
今回のゲストはこのサンセットが一番のリクエストだった。
彼らのホームグラウンドである富戸では、このデバガメはやりたくてもできない!
最終エクジット時間が決まっているのだそうな。。。
「お~こいつら怪しい。。。」と思っても、そこで終わり。
そのまま追い続ける事は不可能なのだった。
良い機会なので今回は新たなデバガメ・ネタを仕入れたかったが、初回の今日は確実な線を。。。
まずはアカハラヤッコ。
いつもの根の上でいつものオスが求愛をしているはずだけど。。。
しかし、日没30分前になっても、な~んの変化も訪れず。
求愛さえ、始まらない。
痺れをきらした僕は、ベラとしては珍しく日没ちょっと前に求愛を始めて、日没後に産卵をするスミツキベラの様子を見に行くと、お腹が卵でパンパン状態のメスたちが一ヶ所に集まり、婚姻色オスがメスたちをいつもの産卵場所に誘導しているところだった。
「これはゲストを呼びに行かねば!!」
猛ダッシュでアカハラの根に戻ってみると、変態ゲスト3名がまだ飽きもせず粘っている。。。(笑)
「あっ!やりそうじゃん!!」
いつの間にかアカハラヤッコたちが良い雰囲気♪
あれよあれよという間に1回目の産卵。
立て続けに2回目。。。
あれっ?あまり求愛に時間をかけず、突然???
と疑問に思ったが、どうも産卵場所は変わらないが、求愛の場所が変わった模様。
昨年までは産卵場所の真下で求愛していたが、今日はどうも僕らの見えない岩の亀裂の中で求愛(追いかけっこ)自体は行われていたと思われる。。。
その後も何度か上昇や産卵が見られたのだが、上昇のたびにフタスジリュウキュウスズメダイが上で待ち構え、産みたての卵をバクバク食っちゃってるのにはかなり笑えた。
このハーレム、昨年よりもチビ・メスがかなり増えたようだ。。。
次にその下のサンゴ近辺でナメラヤッコの産卵を観察。
オス1匹、メス2匹の小さなハーレムだったが、お腹の大きなメスを高台に誘導して放卵放精。
この産卵場所はヒレナガスズメダイのテリトリーと隣接するため、放卵放精前、このヒレナガスズメダイに上昇を何度も邪魔されていた。
この辺一帯の小型ヤッコ類はスズメダイが大の天敵のようだ。(笑)
最後はエントリー口直下のヒメテグリの産卵。
やつらは完全に「日没後」に産卵するタイプ。
こちらはすでにピーク状態で、着くとスグに上昇が見られた。
2-3回放卵放精を見たあとエクジットしたのだが、ちょっと時間が遅かったようで求愛など「駆け引き」なんかを十分に見ることができなかった。
ガイドの僕としてはクライマックスのみ速攻で見られるのは非常にありがたいのだが、変態ゲストのTさんなんかは不満だったのでは。。。?(笑)
移動中、怪しいサザナミヤッコなんかを追いながら、エントリー口にむかっていたら、ずいぶん時間をロスしてしまった。。。
デバガメはあれこれと欲張るのはよくないかも。。。(焦)
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gokaiclub-bannerようやく豪海倶楽部の7月号を更新しました。
web管理者へのデータ送付の手違いで遅れてしまいました。
申し訳ない。。。
今回は写真のみで。。。
→ ゆうすけの豪海倶楽部 – 2005.7


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2 Comments

  1. 屋久島紀行 – 7/11

    真っ青な海の中。水面からは真夏を思わせるような太陽の輝き。サハラ砂漠の様に白く広がる砂地の中にそれはありました。

  2. 屋久島紀行 – 7/12

    富戸の海を飛び出した以上、サンセット・ダイビングには是非時間を掛けたいと思っていました。多くの魚は夕暮れ時に産卵し始めます。しかも、「遅い午後」と言った時刻から「とっぷり日が暮れてから」まで微妙に時間がずれているのです。


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