NEWポイントの調査

【ポイント】 一湊タンク下Part2
【水温】 26.5℃
【透明度】 20m~
今日はゲストが観光している間に1人でコンパクトデジカメ片手に調査ダイビングに行ってきた。
調査ダイビングにも2通りあって、1つはいつものポイントでネタ探し。
もう1つは完全なポイント調査(ポイント探し)だ。
今日は後者の方。
もうひとつぐらいタンク下近辺に面白い、変わった環境があれば。。。!
特に昨日まで潜られたゲストのように「お宮前」など矢筈岬西面がまったくのクローズ状態の時、使えるポイントが欲しい。。。
しかも、潮通しが決して良いとは言えないタンク下とはちょっと環境の違うポイントなら、更によし!
心当たりはある。。。


昨年見つけ、1度だけ行った事のある場所で、ヨスジフエダイなんかが大量に群れている場所がある。
再び、そこに行ってみた。
タンク下から泳ぐこと15分。。。
今日は押される潮に乗って一気に行けたので早かったが、本来は20分以上はかかる。
もちろん、ここは完全にボートポイントとしての使用を考えている。
前回は偶然に見つけた場所なので、あまり余裕を持って見れなかったが、今日は浅い場所から念入りに見ていく。
ポイントとして使えるかどうか?
それだけを念頭に。。。
このヨスジフエダイ、ロクセンフエダイ、キンセンフエダイが大量に群れるのは-25m付近なのだが、ここまでは屋久島でよく見られるダラダラと落ち込む地形ではなく、一気に落ち込んでいる。
更に-5m付近に安全停止に適した魚影の濃い広場があるのも魅力だ。
さらに根の壁にはウミウチワやムチヤギ類なんかが見られ、小物探しも出来そう。。。
このヨスジフエダイの群がりは屋久島ではよく見る光景。
でも、「一湊タンク下」近辺ではまったく見られなかった。
しかも、数はかなり多い。
前回は余裕がなくて気づかなかったのだが、何とスミレナガハナダイの1ハーレムやタテジマヤッコの1ハーレム、ハナゴンベなんかもいた。
これらの魚は潮通しのよい場所を好む魚なので、屋久島でも「お宮前」より外側のポイントに出ないと見ない魚だ。
遠いとは言え、「一湊タンク下」からほど近い場所で、こうした魚が見られるのは実は大発見だったりする。
あとは昨日見つからなかったアオスジオグロベラやこの水深での普通種、ベニヒレイトヒキベラの大ハーレムなんかが見られるのは他のポイントと変わらない。


ある程度、水深があって潮通しのよい場所を好む魚としては、モンツキスズメダイの成魚もそうかもしれない。(下左写真)
これもタンク下のような環境ではまったく見られない魚ではある。
(昨年、一度流れてきた子を確認しているが。。。)
マルスズメダイは求愛時、顔部のみ真っ黒になってメスに求愛する。(下右写真)
今日はかなりの興奮状態で、求愛も激しかった。


そこからは滑らかに水深が落ちていき、砂地となってしまうのはこの辺一帯の各ポイントと変わらない。
-35mぐらいで水深にもあまり変化が無くなってしまう。。。
しかし、それでもタンク下とはやや環境の違いを感じさせた。
というのも、「魚見」とちょっと似ていてハワイトラギスが沢山見られた。
これもやや潮通しを好む魚だからだろうか?
アケボノハゼやスジクロユリハゼなんかがいないか探してみたが、これから泳いで帰らねばならないと思うと、のんびり探すことは出来なかった。。。(泣)
何かいそうな雰囲気は確かにある。

帰りに最近、場所を変えたチョウチョウコショウダイ(yg)を撮って帰る。
やっぱりコンパクトデジカメは難しい。。。(焦)
早く撮りやすいD100が帰ってこないかな~(笑)


Filed under: 一湊タンク下No.1Tagged with: , , , ,

No comment yet, add your voice below!


Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。

Comment *
Name *
Email
Website

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください